まるで海の上を走っているみたいしまなみ海道に世界中からサイクリストが集まるようになったワケ
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注目のコメント
読みながら本気に鳥肌が立ちました!一人一人の思いが共鳴し合うと、こんなにも大きなうねりを生み出すとは!
元商社マンの中村知事方が持ち前の営業スキルを発揮して、世界最大のサイクリングメーカーのジャイアント社の会長を巻き込み、プロライダー、700人ものボランティア職員・・・と次から次へとしまなみ海道に思い入れを持つ人たちが集まっていったというドラマに感動しました。
実際に、しまなみ海道というサイクリングロードが「海の上を走っているみたい」という、提供出来るものが別格であるからこそのムーブメントだとは思いますが、それでもやはり思いを伝え合うことでしか生まれ得ない大きな流れになっているかと。
こんな夢のようなことが現実になるのだ、と希望溢れる地方創生の事例でした。しまなみ海道の成功事例で勇気をもらう地方創生事業関係者は多いかもですよね!地域の良さをどう売り出すか?は難しくて、同じ地域でも果物を推したり、B級グルメを推したり、絶景を推したり、結果として何のイメージもつかなくなってしまう。自治体としても特定のものに肩入れすることは難しいのでしょうか。地域のブランド戦略って容易ではないと感じます。
そのような中で、しまなみ海道を単なる絶景エリアで終わりにせずサイクリングと繋げたこと(橋を作る前からその想定だったのだと思いますが)、そしてジャイアントに声をかけようという発想力と、台湾までトップセールスに行く行動力は本当に素晴らしいなと思います。車で走ったので偉そうなことは言えないけれど、素晴らしいとの噂に引き寄せられて家人と去年行きました。橋上から眺める瀬戸内海はもとより途中の島々から眺める橋の姿が美しく、歴史に裏付けられた文化があって魚料理も抜群です。自転車で走ってみたい、と私でさえ思いましたから、サイクリストが世界中から集まるのは当然であるように思います。日本は美しい国ですね (^^)v