[ロンドン 23日 ロイター] - 男子テニスで元世界ランキング1位のロジャー・フェデラー(スイス)が23日、ロンドンのO2アリーナで行われた欧州選抜と世界選抜による対抗戦、レーバー・カップのダブルスに出場し、現役最後の試合を戦った。

41歳のフェデラーは四大大会通算20勝を誇り、最も偉大な選手の1人と評価されている。複数回の手術を必要とした右膝の問題により、ロンドンで3日間開催されるレーバー杯で24年のキャリアを終えることを発表していた。

フェデラーは、これまで最大のライバルとして競い合ってきたラファエル・ナダル(スペイン)とペアを組んでダブルスの試合に臨んだが、ジャック・ソック、フランシス・ティアフォー組に6─4、6─7、9─11で屈した。

試合中は感情を抑えていたフェデラーだが、試合後のセレモニーで、コート上に自身のモンタージュが投影され、英国のシンガーソングライターのエリー・ゴールディングが歌を披露すると、ベンチで隣に座っていたナダルとともにあふれる涙をこらえ切れなかった。

そして、コート上のインタビューでは1万7500人の満員の観客を前に「なんとか乗り越える。本当に素晴らしい一日だった。みんなには、私は悲しいのではなく幸せだと伝えた。全てがこれで最後だった。ラファ、そして全ての偉大な選手たち、レジェンドたちとプレーすることができた」とコメント。

さらに、「お祝いみたいな感覚で、それこそが私の望んでいたことだ。完璧な旅だった。またもう一度、最初から同じ旅をしたい」とし、ミルカ夫人へ「もっとずっと前に私を止めることもできたのに、そうはしなかった。私にずっとプレーをさせ続けてくれて、素晴らしかった。ありがとう」と、涙ながらに感謝の言葉を述べた。

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