「そのPTA業務、引き受けます」 “ありそうでなかった”サービスは広まるのか
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とりあえず、昨年、今年とPTAの広報委員会で広報誌作ってます。せんせい紹介号と部活紹介号なので、結構大事。
広報委員会だとデザイン得意(っていうか仕事)な人とかいて、フォトショで画像切り抜きとか余裕だったりします。外注したらそれなりに高く付くけど、PTAはボランティアなのでかなりのコスト削減できてる感じ。スキルある人が毎年いるといいんですけど、そうとも限らないのではないかと思います。毎年、それなりの品質を継続するなら外注もやむなしな感じがします。
今までがボランティアで安く済ませすぎました。今どき働いてるお家も多いので、正直、サステナブルな仕組みではないなあと思います。
注目のコメント
人生で2回PTAを経験しましたが、正直言ってアウトソーシングしてまでやらなきゃいけない業務はないです。
ほとんどが「子どものために」という名の下に暇な母親がやっている自己満足の延長です。
行事のサポートが必要なら学校側が主体となって保護者なり外部に依頼すべきですし、広報活動も学校が主体であるべきです。
PTAが進化しない最も大きな要因は「活動が1年で完結する」ことにあります。
デジタル化や簡略化を進めたくても「来年以降の担当者が担えるか分からない」「前年までの担当者がやってたことを省略すると不公平になる」といった言い掛かりで邪魔されます。
だから、アウトソーシングという位置付けはいいと思うんですけどね。
PTA自体が不要だと思います。
会費も記念品も、役員決めも免除スピーチも、何もかもが無意味な自己満足。
でも、在外日本人学校だけは保護者会的なものの存在意義を感じます。
環境的に限られた教員数とスタッフ数で学校運営をしていますし、校長も教員も生徒も数年で次々に入れ替わる特殊な環境、しかも近隣に連絡を取り合える日系組織もないわけですから、保護者も巻き込んでの学校運営が必要となるのは理解できます。本末転倒過ぎる試みです。こうなってくると一刻も早くPTAの仕組みはやめた方がいいと改めて思いました。
元々、忙しい現代の保護者さん達にPTA業務まで実質無理やりやってもらうのは一教員としても申し訳なく思っています。
記事のようなPTA代行は過渡期の話で、今後PTAは廃れ、学校に予算を付けて必要業務を外部委託する流れになることを願います。
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【補足】
PTAは本来、学校と保護者が協力して子供を育てていこうという心意気から始まっていると聞きます。
自分も一人の子どもの親として、学校を我が子の教育委託所にするのではなく、学校の先生たちと親で一緒に育てていくという関係になれるようにと思っています。
しかし、今は学校側が必要以上に責任を背負い込みすぎる&保護者にお願いしすぎる勘違いな雰囲気と保護者のお客様気質がスパイラルして(にわとりたまご)、学校に子どもの教育の軸が偏り過ぎています。
保護者にお願いばかりして、子ども一人ひとりへの教育を先生側が背負い込んでうまくいった例を見たことがありません。なぜうまくいかないかというと、子どもは家庭と学校の2つの軸を主にして生きているからです。双方の協力や相互理解があって始めて精神的や価値観的に安定した生活を過ごすことができます。
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PTAを外部委託するのならば、もうその意義は失われています。学校と保護者は別の形で関係性をつくっていけばよいし、それはコミュニケーションを取ることを軸に十分にできる余地があります。そのお金があるのならプロを入れてデジタル化や無駄なコストの洗い出しを行なって仕組みを変えてしまった方が持続可能ではないでしょうか。無駄なことを続けつつそれを外注するというのは何とも不思議です。
組織として現状維持が大好きな反対勢力を押し切る覚悟は必要ですが。