アップルがアプリを値上げ、その先に待つ円安調整を超える「恐怖シナリオ」
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注目のコメント
過去にも為替の影響で値上げがあった。
今回も対応としては同じ。
円高に振れてしばらく安定すれば、これも過去の対応と同じで値下げする。
ただそれだけ。
2015年の時も「恐怖シナリオ」とかあったんだろうか。
今回は振れ幅が大きい、というのはあるけれど。
2015年
『【速報】iPhoneアプリ価格の値上げ実施100円→120円に 『モンスト』のオーブは一部値下げも』
https://newspicks.com/news/903488
2011年
『 Store、有料アプリを約3割値下げ 115円アプリは85円に 円高でレート見直し - ITmedia NEWS』
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/14/news036.html日本の需要に対してビジネスして、世界の値上げについていけないと、世界旅行は行けなくても、日本にいれば暮らすのに問題ないというのも、いよいよなくなっていきます。
日本にいても世界で闘える需要や、日本市場でも伸びているプロダクト作っていれば報酬はあがります。
日本の既存市場を全部守ることは、そこに従事する全員で貧乏になりに行こうとしているということ。
一時的に敗者を生みますが、勝っている層があれば、後から引き上げることはできます。しかし、日本国全員で負けると誰も日本を救えなくなります。
古今東西、唯一変わらない法則は、世の中は必ず変わるということ。常に未来を見て意思決定していく必要があります。
本件で行くと、アプリ開発事業者の円建て収入も伸びるので、国内で生産している人たちは円建てでは報酬が上がります。ドル建てではニュートラルですが。
こういった事業に従事している人たちは、インフレ、円安の恩恵を受け、それが幅広く日本全体に染み出していきます。
黒船によるコストプッシュの値上げでなく、どうせ世界はインフレが所与なのだから、自分たちでインフレを主導していきたいものですね。iPhoneはAppleの商品。Apple Storeのprice tierはApple以外の開発者も用いる料金体系。それだけの話。
Apple自身の市場戦略云々でApple Storeでの販売価格に地域ごとの手心を加えられても個々のアプリ開発者にとっては勝手なお世話だと思います。通貨レートの変化に応じた更新を行うのは極めて当然です。
Appleの市場戦略の変化云々で恐怖心を煽りたいのであれば、前回のTier改正時との比較をすべきでしょう。30点。