性暴力被害者支援のグローバル基金に2.8億円拠出 岸田首相表明
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日本が性暴力の問題で世界に発信することは大きな意味があると思います。ジェンダーの問題を追求すると、アフガニスタンのタリバンなど宗教との衝突がおきてしまいますが、性暴力の撲滅と被害救済については誰も異議を唱えることはできません、規模は小さくとも、きちんと資金的な裏付けとともに、女性の人権を訴えることは、世界を変える一歩になります。日本がその先頭に立つことを願います。役所的な見方をすると、センスのいい政策判断だと思います。
大変素晴らしい意思表明です。グローバルな枠組みに参加することはとても重要ですし、日本のスタンスを示すことできる。そして足元の日本の状況も決して進んでいるとは言えない。むしろジェンダーに関しては発展途上国と同じなので、国内向けの施策に粛々と取り組んでほしい。まずは「同意のない性行為は違法」という法改正からお願いしたいです。
「紛争下の性的暴力生存者のためのグローバル基金(Global Survivors Fund:GSF)」とは、2018年のノーベル平和賞受賞者であるコンゴ民主共和国のデニ・ムクウェゲ医師とイラクのナディア・ムラド氏が発起人となって2019年に設立された民間の基金です。
ただし、基金に出資している日本、韓国、フランスの外務省の官僚が、理事として参画しています。
活動としては、コンゴ民主共和国、中央アフリカ共和国、シリア、イラクなどで性暴力の被害にあった女性たちへの医療、精神医療、生活費、教育などでの支援を行っています。
日本を含め、戦時中の性暴力について、課題を提起されている国は多いです。そういう国の政府がこの基金に出資することで、性暴力被害者支援に取り組んでいるという実績を示せます。
https://www.globalsurvivorsfund.org/