変革を導くリーダーたちは、なぜビジネスの「型」を身につけたのか
コメント
注目のコメント
大企業変革を志す人にとってTips豊富な記事でした。
私自身も大企業発ベンチャーを立ち上げるまで紆余曲折ありましたが、
■中小企業診断士やMBAを通じ知識と経験の下地を作ったこと
■社内外の良いパートナー・仲間・支援者に巡り合えたこと
■与えられた環境の中で常に前向きに取り組み結果を出していたこと
の足し算が、上層部の承認に繋がったと思っています。大企業の場合、意思決定の半分の要素は、属人的な部分（「運・縁・タイミング」と「人（こいつにやらせてやろう）」）です。事業性や時代の潮流を見た"べき論"によるボトムアップだけでは大企業上層部は動きません。それが嫌で大企業を去るのも、それでも大企業でやりたいと思うのも、人それぞれだと思います。
■Tips本文抜粋
・リスクの解像度を上げ、許容できるリスクを明確に
・ファクトを示しながら、論理的に提案する
・「組織の破壊者」になってはいけない
・どんな組織、どんな立場の方にもそれぞれの正義があることを理解
・環境変化で現状の枠組みがフィットしなくなったので変えたい
・心に火をつける活動を同時多発的に拡大していく
・環境に応じて振る舞い方を変える、アンラーニング
・視野を広く持ちながら、ひとりで戦おうとしない
・経営層や他部門の人たちと議論できる共通言語を獲得する
・「これだけポテンシャルのある会社が、なぜ低迷しているのか。魂の叫びとして聞いてもらいたいが、あなた方のやっていることはキャッシュを浪費しているだけだ」全く同感です。その声にこたえようとされている方をぜひ応援したいと思いました。
「型」というのはなかなか上手い表現だと思います。一部の自信ある方々の特徴として「自らは学ぶ必要がない」「教育は古い」と考えている方がいます。古いのは習った通りに行うからそうなるのであって、実のところは歴史から生み出された基礎を実施する事で知らず知らずのうちに失敗を避けられていのではないかと推測しています。何より、教育という共通言語無しに会話は成り立ちません。ある程度の規模を超えたら尚更です。
経営大学院に行けと言うつもりはありませんが、基礎や応用を学ぶことは誰もが続けるべきだと考えています。言うなればアスリートにおけるトレーニングのようなものですから。
