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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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FivotさんはIDAREリリースの頃から注目しています。少しテクニカルな話になりますが、●●Payのアカウント残高は資金移動業の場合、残高にポイントを付けると預金金利とみなされ、出資法上の「預り金」に該当してしまうリーガルリスクがあるのですが、IDAREは前払式支払手段と構成してポイントを付けても預金金利との評価を回避していました。これはリーガルハックだなと。

法人への資金供給についても、請求書立替、RBF、ベンチャーデットとチャレンジャーバンクを名乗るに相応しい商品ラインナップです。請求書立替、RBFは対象事業のトラックレコードがある程度予測できれば割と手堅い商品設計が可能になる一方、ベンチャーデットについてはランウェイエクステンションにしても次のラウンドでの調達可能性に賭けることになるので、融資の判断は一層シビアです。

これは、Fivotさんが資金供給の原資をどのようにして調達するか(製造業であれば原材料をどのように仕入れるか)にも関わる重要な点です。通常はエクイティファイナンスで調達をしていくことになると思いますが、シリーズAの調達額10億円に対して「今後1年で累計50億円の融資の実行を目指していく」方針とのことなので、別の想定が現段階で具体的にあるのかもしれません。

例えば、優れた融資判断の手法に納得を得ることができれば、ベンチャーデットファンドを組成の上、機関投資家からLP出資を受けることも考えられます。チャレンジャーバンクを独立系で展開していく場合、大胆な戦略策定が可能な一方、継続性のある調達チャネルをどう確保していくか、ここが実は一番の肝になります。Fivotさんの今後の事業展開に引き続き注目したいと思います。
①請求書立て替え②Revenue Based Financing③ベンチャーデットの三本柱というのはすごく面白いですね。今回シリーズAで10億円調達とのことですが、今後3本柱の事業が拡大するにつれ、さらに大型の資金調達を行う必要があると思います。そのあたりを含め、今後どのように拡大していくのか楽しみですね。
旧:日本長期信用銀行の経営破綻を経て2000年に誕生。個人向け無担保ローン「新生銀行カードローンレイク」が収益の柱。ストラクチャードファイナンスも成長分野として注力。

業績

旧:日本債券信用銀行。2006年に普通銀行に転換。シニア層や中小企業にフォーカス。規律あるバランスシート運営と収益の多様化に注力。
時価総額
2,897 億円

業績