ブラックストーン、投資先企業で難民2000人採用へ-非営利組織に加盟
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凄いコミット。具体的にリソース動かして、2025年までと時間軸もコミット。できるかできないかではなく、やり切るのだと思う。ミッションドリブン、アメリカの力
原文
https://www.blackstone.com/news/press/blackstone-announces-commitment-to-2000-refugee-hires-across-global-portfolio-companies-and-real-estate-properties/
注目のコメント
大手資産運用会社のBlackstone(アメリカ)が、世界中の投資先の企業や不動産物件で難民を採用すると宣言しました。
しかも2000人という規模。(アメリカで1500)
この取り組みにおけるパートナーはTentというNGO。
企業がただ宣言しても、プラクティカルに育成・採用・定着フォローなどを担えるわけではないので、Tentのようなこの領域で経験豊富なNGOパートナーの存在は欠かせません。
TentはNGOでもあり、難民を受け入れることに取り組んでいる 260 以上の大手企業のネットワークでもあります。
難民の人材としての活躍づくりに日本で取り組む私たちから見ても非常に参考になる。ネットワークを最大限に活かす取り組みがユニーク。
「個人の採用と開発を可能にするプログラムを実施することで、彼らにとってやりがいのあるキャリアが築かれ、世界中の企業にとってより広範でレジリエンスのある人材プールが構築されます。」
そして、250 を超えるポートフォリオ企業と 12,000 を超える不動産資産を持つ Blackstoneだから、この規模でできる取り組みでもあります。一社での難民雇用はさすがに規模は限られてしまうので。
退役軍人の方々を雇用するプログラムを導入している中で、難民雇用にも取り組みを広げたかたちだそう。
日本で既に「難民人材の活躍」を導入してる事例は20を超えましたが、引き続き世界のgood practiceもみてゆきたいです。こういった取り組みは素晴らしいですね。日本だとwelgeeというNPOが日本に来ている難民の方の就労やキャリア支援をされていて、民間企業の就職実績などを作っています。
https://welgee.jp/
難民の認定率が低すぎる課題も日本の場合だとありますが、民間企業でこういったことをする企業さんが日本でも増えるとその状況も変わってくるかもしれません。