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「コロナ収束せず」とWHO 米大統領「終わった」発言に反論

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    元厚労省官僚、元衆議院議員 元厚労省官僚、元衆議院議員

    「パンデミック」の定義と決定プロセスについてですが、公式な「パンデミック(開始・終結)宣言」は、国連の専門機関であるWHOが行います。

    国際保健規則(IHR)に基づき、WHO事務局長が招集する「緊急委員会」(※メンバーは非公開)で各国の専門家による議論が行われ、その助言を受けた事務局長が最終判断をして、PHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)について決定が行われます。

    その意味では、バイデン大統領に「パンデミック開始・終結宣言」をする権限はなく、今回の発言は、「『世界的な大流行ってもう終わったよね』と、私(米国?)は思う」と言っただけ、ということになります。(影響力は大きいですが)

    現在のWHOのパンデミックの定義によれば、新型コロナ感染症について「世界的なリスク」が下がり、世界的な対応の段階的縮小や、国ごとの対策の縮小等が起こり得る段階、と判断されると、「パンデミック終結宣言」が出されることになります。

    ここで留意すべきは、パンデミック終結宣言は「世界的大流行が終わった」というだけで、ウイルスが完全にいなくなった・根絶できた、ということではなく、ウイルスの性質の変化や、ワクチンの普及や自然免疫の獲得等によって、感染状況が落ち着き、通常の疾病と同様の扱いをできるようになったら、パンデミック終結宣言になります。


    ちなみに、2009年の新型インフルエンザパンデミックの際には、わたくしも、日本の担当官としてWHO緊急委員会の電話会議に立ち会いましたが、まだウイルスの性質も定まらず、どれくらい感染が拡大するかも予断を許さず、緊迫した状況の中で検討が行われたことを、よく覚えています。

    歴史は繰り返す。さればこそ、「過度におそれず、覚悟と諦めを持って、前向きに」だと思います。


注目のコメント

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    総合内科医 医学博士

    米国での感染の波は今年の1月にオミクロン株のピークの後、急増することなく経過しており、バイデン大統領の「COVID-19 Pandemic is over」という発言はそこから来ているものだと思います。しかしながら、米国では現在でも1日に約6万人の新規感染者、500人の死亡者が出ており、公衆衛生的な観点では決して軽視して良い疾患ではありません。また次の波がいつ来るかは未知数であり、「現在は落ち着いているが、次の波が来たら再度警戒が必要」というのが伝えるべきメッセージで、これは日本においても当てはまります。


  • ロンドン在住

    イギリスでは「コロナはゼロにできないけど、我が国では治療法や対策も確立して医療崩壊も防げているので、もうパンデミック扱いしなくていいよね。でも他の国ではまだ収束できてなかったりするから、国外支援は検討するよ。あ、みんなも海外へ行く時には気をつけてね」っていう感じです。

    落とし所としては納得感あります。


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