スペースXの衛星通信事業、対イラン制裁免除要請へ=マスク氏
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ウクライナとイランでは状況が大きくことなります。
ウクライナの場合は、ウクライナ政府がスターリンクの通信サービスを許可、むしろ期待していました。しかし今回は、イラン政府が国民のインターネットアクセスを制限しているので、仮にスターリンクがイラン国内で使えるようになったとしても、携帯やパソコンといった端末からスターリンク回線端までの通信に政府がアクセス制限をかけられる状況はかわらないでしょう。
注目のコメント
イランでは、9月19日から、西部などでインターネットが遮断されています。
1人の女性の死に端を発した事態で、
9月13日:クルディスタン州で、女性が、髪の覆い方が適切ではないという理由で指導パトロールに拘束される。同日、女性は「教育センター」にて、頭部への殴打などにより脳死状態に。
9月16日:女性が死亡。葬儀からクルディスタン州を中心に抗議が拡大、テヘランなど各地で抗議が継続中
イラン政府がインターネットを遮断しているのは確かですが、経済制裁を解除すれば、スターリンクがイランで使えるようになるかというと、そうはならないのではないでしょうか。
営業許可を出すのも、地上局設置の許可を出すのも、イラン政府です。端末を流通させるのも、イラン政府の許可が必要になります。
本当にイラン政府に阻止できないインターネットアクセスを提供するなら、イラン政府に把握できないように提供することが必要で、イラン政府にかけている経済制裁を解除する、というのは、有効ではなさそうです。
求められているのは、イラン政府の法律を破って、イランの人々にインターネットアクセスを提供することでしょう。
Mahsa Amini: Women take headscarves off in protest at funeral
https://www.bbc.com/news/world-middle-east-62940907?at_custom2=twitter&at_custom3=%40BBCWorld&at_custom4=55365250-36B1-11ED-BFAD-C6332152A482&at_campaign=64&at_medium=custom7&at_custom1=%5Bpost+type%5D