【島田太郎】「東芝」がなくなることは、日本の損失だ
- 迷走を打開できますか
- 還元一色でなく、投資できますか
- 非上場化したらどうなりますか
- 東芝の存在意義はなんですか
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平岡さん
ありがとうございます。
このインタビューが行われたきっかけは、
Newspicks での私のコメントに端を発します。
沢山リクエストがある、記者インタビューで
毎回聞かれる事があり、それは、
外の人から見て東芝は、どうですか?
私はその時に、東芝の人達の良さを伝える話を
かなり時間をかけて説明します。
しかし、その内容は殆ど記事になりません。
平岡さんは、それを書きたいと言われました。
ですので、ちょっと変わった切り口になると
思います。
物事には、あらゆる側面がある事を、
ご理解いただきたいです。
そもそもこの時期にインタビューに応じて素直な思いを語られること自体も、個人的には島田さんらしさを感じる。
このタイミングでなぜパーパスを打ち出したのか、疑問もあったが、発想が全く逆であることがよく理解でした。
迷走中だからこそ、テクニカルな目先の足の置き方よりも、本質的な見るべき方向を右左レベルでまずは定めて共有する、、、頭では理解できても、プレッシャーの渦中ならばなかなか手を出しにくいところ。
それができたのは、しがらみが少ない出自というのもあるだろうが、島田さんの素直さというパーソナリティも大きいような気がする。
シンプルに考える、きちんと伝える、反応にも耳を傾ける、、、当然のようにも見えるが、自分がどれだけできているか、続けられているか、多くの気づきにもなった
島田さんと初めてお会いしたのはおそらく2016年ごろの展示会のシンポジウム。私は注目しているキーパーソンの講演会に参加し、終了後に名刺交換をして親睦を深める手段をたびたび採用します。
次は2018年。ドイツで4月に開催の国際展示会「ハノーバーメッセ」でのプレスツアー。島田さんは前職のドイツ企業の日本法人幹部として、私も前職日刊工業新聞社の記者として。
島田さんは「確かに日本の作り込み力は圧倒的だけど、その『すり合わせ』いらんとちゃう」と軽快かつ鋭く、日本企業の強みと課題を深くえぐっていたこと、昨日のように覚えています。
そして、おぼろげに感じていた予感は実現してしまいました。経済メディアNewsPicks(記者の畑仁・平岡)と、東芝社長・島田太郎さんのトップインタビューが。
とはいえ、東芝は今、再編計画の真っただ中。しかも株主、政府、取引先企業がおり、東芝の未来に不安を感じれば去っていく従業員もいる。あらゆるステークホルダーと思惑が交差する中、お話しできないことも、自身の一存で決められないことも多々あるでしょう。
そうした中でも、あらゆるメディアに登場して東芝の課題や未来を語ってくださる島田さん。今回のインタビューでは
・おそらく最もインタビューしてきたであろうNewsPicks(と平岡)のこれまでの資産が生きるものにする
・東芝が抱える課題は、どの日本企業でもいずれ直面するであろう経営課題そのもの
の2点こそがNPらしさかと思い、全リソースをつぎ込みました。
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