「競争しない」「モノ持たない」が幸せ? “意識低い系”自己啓発が流行する理由とは?
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表面的な競争なんて意味がない。
そんな考え方でもありますよね。単に意識が低いというより本質的な価値や幸せを追求しているのかもしれません。
高度成長期には見栄を張る人が多かったです。今でもお金を手にすると高価なものを買い続ける人もいます。
そんな人たちを見ていて、それで本当に幸せ?って疑問を抱くのも不思議ではありません。
自分の幸せを画一的に考えなくていいですからね。一般論や固定観念は捨てましょう。当然のことながら、人生色々です。
昨年、私の会社でサラリーマンを対象にした意識調査を実施しましたが、世の中のマジョリティは挑戦志向より安定志向に向かっています。
世の中の啓発本は「挑戦して運よく成功した方」のことが書かれていますが、失敗した方はその何倍、何十倍もいます。
所謂「意識高い系」程度の方が挑戦して簡単に成功するほど世の中は甘くありません。
この記事に書かれた「意識低い系」という表現には賛同できませんが、過度な弱肉強食の世界に身を置かずとも、自分自身の役割をしっかり、真面目に果たしていく人が幸せになる社会になってほしいと思います。数日前に慶應の小幡先生が上げてらっしゃった「持続目的経済」にまさに通じる考え方ですよね。今の日本は、消費を促し、あらゆるものが拡大・膨張していく社会経済ではないからこそ、最低限必要なものと、ある程度満たされた環境で、競争の必要もなく、幸せに生きることが大事になる。
「意識が低い系」と敢えて書かれていますが、世の中が足し算にはもはやならない日本では、引き算ができる人たちが、本当に賢く意識が高い人たちになるのかもしれません。