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月刊文藝春秋の創刊100周年特別企画で寄稿しました。およそ100年分の科学関連の記事の中から、今読んでも興味深いものを選んで解説。こちらのオンライン版では、その中から宇宙開発の項目が公開されています。

本文ではこの他、生命科学や原子力、科学技術政策などの記事を取り上げています。
冒険とは昔からそういうもの。現代でも宇宙よりヒマラヤのK2に登るほうが死ぬ確率は圧倒的に高い。
まあ別に宇宙に限らず死ぬリスクがあるチャレンジは沢山ある。
宇宙飛行士になりたいと幼い頃思っていました。
それを辞めたのは、そう、大気圏突入の際に燃え尽きて死に、最期の言葉すら言えない、跡形すら残らない、可能性があるから。それに他なりませんでした。
そんなリスクを背負って生きていく宇宙飛行士の言葉は重い。野口さんのこの言葉には、その重みを強く感じました。
「間違いなく、この星でしか私は生きられないし、そこに帰っていって死ぬ。先祖も、今後生まれてくる子孫もすべて、この球体の中で生まれ、死んでいく。三次元の空間的な広がりだけでなく、概念では捉えきれないほどの時間の広がりがそこにあるのに、それを私が見ているのはこの一瞬というアンビバレントさと尊さがあります」
人間は、生命は、宇宙はすべて、本来的にアンビバレントです。そのゆらぎの中で生きている。改めて、痛烈に気付かされました。
最後のページに載っていた野口さんの言葉、凄く不思議な感覚だなと思いました。
日常生活の中でも『死』という最後にしか経験できないものを、より身近に感じる宇宙空間の『無』という世界。
そして地球が今まで紡いできた歴史を一瞬にして感じてしまったり・・・宇宙に行くことで、人間はより人間について深く考えることになるんですね。
To boldly go where no man has gone before.