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ついに「日本が独り勝ちする時代」がやってきた

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    フューチャー株式会社 取締役兼フューチャー経済・金融研究所長

    ウェブ版の経済メディアがビューワー数を気にするようになる中、人目を引くタイトルを付けたがるのはやむを得ない面もあるのですが、この論稿の趣旨は国の「勝ち負け」ではないので、このタイトルはちょっとやり過ぎと感じました。

    いくつかの内容は傾聴に値すると感じますが、この論稿が紹介する「つまみ食い」問題は、経済論説において特に留意すべきと思います。自然科学と異なり実験による検証の難しい経済学では数多くの未検証の説が濫立しがちである中、いくつかの説を恣意的につなげることで、どのような主張でも正当化し得るからです。例えば、

    ・企業が原材料価格の上昇を販売価格に転嫁しないということは、その分、企業が収益を削ることになります。これによる設備投資や雇用者所得への影響も考察しないと、一貫性を欠くと感じます。

    ・さらに、企業が原材料価格の上昇を販売価格に転嫁しないまま未来永劫耐えられる訳ではないので、時間軸の中では、価格調整をすぐ行うか、ゆっくり行うかの違いとなります。在庫評価を巡る「FIFO」と「LIFO」の議論も示すように、一般的には、価格調整機能を迅速に働かせた方が経済の調整も速やかに行われると考えられます(例:ガソリン価格が上がれば皆がガソリンを節約し、ここから価格低下圧力が働く)。コロナ禍からの経済の回復や構造調整も、米国の方が迅速でした。

     かつて、「ソ連経済は大恐慌の影響を受けなかった」という論説がありましたが、現実には数十年の間に、統制経済による非効率性が経済の中に蓄積されていった訳です。もちろん本稿には、「賃金が上がれば物価が上がってもよい」とは言えないことなど、傾聴に値する内容も多いのですが、「『何が本当に必要か?』をいったい誰が決めるのか?」といった難しい論点も含め、各論点について、データと実証に基づく、より深い検証が必要と感じました。


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    株式会社Loveable 代表取締役社長

    「持続目的経済」という考え方に非常に共感いたしました。
    まさに、サステナビリティを追求できる可能性が日本にはあるということですよね。必要なものを必要なだけ作り、小さな改善を積み重ねて、自国の経済の安定を図る。人口も増えないし、それなりに満たされているので、大きな欲もなく、競争も起きない。しかし同時に余計なものもないし、何をしてもボラティリティが高くないからこそ、本質的な社会課題の解決にビジネスのリソースを割ける可能性がある。でも日本はこれだけ不確実性の高い世の中で今でも長寿企業を数多く残しているわけですから、サステナビリティを得意とする国ではあるのだと思います。
    私は経済の専門家ではないので、国策として今が正しいかわかりませんが、課題先進国の日本が唯一生き残れる方法なのかもしれません。あとは、そういう日本を、日本人がどこまで受け入れられるか、良いと思えるか、ということだけなのではないでしょうか。他先進国と真逆の経済を目指すことは、世界から1人飛び抜けて我が道を行くことでもあります。それを認められない限りはいつまでも日本は本当の意味で幸せな生き方はできないのかもしれません。


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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    ものは見方次第ですからね・・・ 「「日本の岸田政権のバラマキはバラマキでも低所得世帯へ各5万円程度、総額で1兆円弱であり、何の問題もなく見えてくる」とはいえ、英国の政府債務がGDP比で未だ9割台に満たぬのに対し日本は既に2.6倍です。これまでばら撒き続けた結果、政府の体力は英国より遥かに落ちていそうです。「電力会社が電気料金の引き上げを徐々にしかできないように規制」して物価が上がらなくとも、英国ほど遠浅で風力の安定した海を持たずエネルギーを輸入に頼る我が国の電気料金が、中長期的に見てイギリスより安く抑えられる保証はなさそうです。「物価が安定した経済においては、中央銀行は急いで政策金利を引き上げる必要はない。だから、日本銀行は、世界で唯一、金融政策を現状維持して、のんびりできている」のは良いとして、政府の借金がGDPの2.6倍、低利国債を中心に日銀のバランスシートサイズがGDPの1.4倍に達した今、万が一にもかつて経験したような物価高が起きたら日銀は忽ち打つ手を失って立ち往生するんじゃないのかな (・・?
    「日本の中央銀行だけが金融政策を引き締めに転じる必要がなく、景気が急速に冷え込む恐れがなく、非常に安定して穏やかな景気拡大を続けており、非常にマクロ経済として良好な状態を保っている」と言われても、日本が世界の中で相対的に貧しくなり続け、しかも驚くほど急速に貧しくなったのは紛れもない事実です。
    「連続指値オペ」という、日銀が毎日10年物の国債金利を指定する利回り(上限0.25%程度)で原則無制限に買う政策は~~異常なので、直ちに取りやめる」、「イールドカーブコントロールと呼ばれる~~これまた歴史上ほとんど類を見ない政策をやめれば、異常な円安は直ちに解消する」のは良いけれど、それで長期金利が欧米並みに上昇すれば、財政赤字と異次元緩和で積みあがったリスクが一気に表面化して日本を混乱に陥れ、それ自体が円の価値を毀損しかねない気がします。
    「21世紀になっても給料が上がっていない」3つの理由は首肯するところがありますが、最大の理由は世界を相手に稼げる富が日本で産まれなくなっていることじゃないのかな・・・
    日本の未来を明るく捉えたい気持ちはあるけれど、日本が抱える問題を正面から捉えず楽観すると、ますます貧しくなりそうで心配です。とても独り勝ちできるとは思えません (・・;


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