Z世代殺到「激安インテリア」を買ってみた
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とても面白く読みました。
暮らしに欠かせない日用品と暮らしを豊かにするインテリアの両方を兼ね備えたファストインテリア。
いかにサステナブルかつ低価格の付加価値をつけるか、企業姿勢にZ世代の目線が注がれるのでしょう。
お恥ずかしながら初めて知るお店もあり、特にダイソーがあんなおしゃれなニューラインを展開してたとは驚きでした。
表参道に行くと時折フライングタイガーにぶらりと寄るのですが、再生プラスチックが作れないからバイオマスプラスチックは使わない、ということも初耳…!
あと、「自分にちょっとしたご褒美を与える風潮」。
一時期、けっこうお高めな単価のフルーツ大福が流行ったのもその流れなのでしょうかね。
自分で自分の機嫌をとる、大事ですよねー!
注目のコメント
雑貨や企業ノベルティを作る仕事をしていますが、この辺のメーカーは本当に驚愕の安さです、しかも充分なクオリティとデザインです。Standard Productsさんなんかは、仕入先も知ってたりするので、え?これどうやって原価調整したの?と初めて行ったときに驚きました。
もちろん安くて良いもの、すばらしいです。私が若くてお金がない時代にあったら飛びついてます。一方でそれには課題をあって…
「大量生産による低コスト化」でないとおそらく実現できないです。Z世代的な複数カラー展開、めちゃくちゃ可愛いですが、売れ残るカラーは必ず発生します。手に入れた一方で捨てられるものも作られています。
「トレンドの意匠やコンセプトの流用」が止まらない背景も見えてきます。雑貨好きな人なら、これはあのジェネリックなんだな、と分かるものが多数あります。
書いてて老害みたいになってきたような気分で嫌ですが…笑
個人的な感覚ではこの安くていいものの背景にあるトレードオフを、若い人に意識しろというのはなかなか難しい。お金や心に余裕あるNewsPicks読者の方が、お金が高くても丁寧に使いたくなるプロダクトの良さ、を若者に体験してもらうことなのかな?と祈りみたいな感想が湧き上がりました。
(でもめっちゃワクワクする雑貨たちですよね、それは素晴らしいこと!を前提として…)これは面白い特集ですね。
マーケットトレンドとは別に、産業観点では、
・SHEINに代表される中国系プレイヤーがデザインの力も増してきてマーケットでの存在感を強めている
・Z世代は世界のトレンドの伝播が速く、グローバルニッチ的な攻め方がマストになりつつある(逆を言えばその規模で勝負ができないとコストなど規模の経済で勝てない)
などが言えそうですね。
後は先進国共通の話題としては若者の節約志向が、発展途上国では逆に若者がグローバルスタンダードの給与を得られるので収入の年齢との逆転現象がトレンドを作る上での大きな背景になっていそう。
色々と考えさせられる。ファストファッションとの違いは、「これでいいや」ではなく「これがいい」で購入されていることだと感じます。
きっと高級インテリアと比較すると、品質にはかなりの差があるのだと思います。
しかし、私も同世代の友人を見ていても、そもそもそんなひとつ云万円するような高級品に触れる機会がほぼ無いので、比較のしようが無いんですよね…。
なので、「ファストインテリア」と表現されてはいても、妥協ではないのでは?と思います。
すぐ壊れるのであればサステイナブルとは逆行しますが、そこまで粗悪なものでもないですし、気軽に入手できるもので毎日が少しでも豊かになるのであれば、私はそれを楽しみたいです。