東大、休学者が急増する理由
コメント
選択しているユーザー
大学に行って色々なことを見て経験する中で
「自分の進路に疑問を持った」
それ自体は、良い気づき。
そして行動を起こすことも素晴らしいと思います。
一方で、日本の受験システム・受験文化・受験指導の良くないところが表面化していますね。
“とりあえず”大学に行く
“とりあえず”難関校を目指す
そう考え、進んできた弊害かなと思います。
注目のコメント
私も昨年、思い切って大学を休学してイギリス留学をしましたが、休学をして良い方向に人生が変わったなと感じました。
この理由は2つあるのかと考えます。
①周りと比べなくなる
休学するまでは、人生のレールの上を走ってきた感覚で、周りから遅れを取ることなく生きてきました。しかし、休学したら当然ではありますが周囲の同級生から1年遅れを取ることになります。休学する前はこれが怖くて仕方なかったのですが、実際休学するとこれはプラスに働きました。周囲と比べることが減り、「自分は何がしたいのか」を考えて自分に向き合うことができるようになったからです。
②覚悟を持って主体的に生きられるようになる
休学をすることには勇気が必要です。その分覚悟を持って決断をするので、意地でも「この一年間を充実させる」と思うようになります。ある意味で自分自身にプレッシャーをかけるという形ですね。これによって自分の人生をより主体的に生きられるようになったと感じます。おそらく東大以外も、休学者の割合は増加しているのではないかと思います。
休学と言っても、その間に、自分の視野を広げる目的で、いろいろな経験をする期間だと思えばポジティブですし、またそこから復活して、休学中に経験した後に見える「学ぶ経験」も変わった視点で物事を見えるかもしれません。以前より、選択肢の幅が広がっており、大学に在籍する期間が「学ぶための数年間」という暮らし方だけではなくなったのかもしれませんね。現在東大工学部を3年生まで通って休学しています。
僕自身、休学したことで凄く気持ちが楽になりました。休学する前は「1年周りより遅れてしまうけど大丈夫なのか?」と不安になってましたが、いざ休学してみるとあまり気になりません。
敷かれたレールを降りることで初めて、レールを敷かれていたことに気づきました。「就活しなければならない」「試験に受からなければならない」など"must"で生きていると、僕の場合どうしても苦しくなってしまいます。「自分がどうなりたいか」「将来的に何をしたいのか」という"will"の部分を考える余白はあった方が良いのではないでしょうか。