フェデラー、引退を表明 来週のレーバー・カップ最後に
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このフェデラー引退のニュースはある程度予測はしていたものの、現実に起きた今、改めて彼の偉大さ(テニス選手として、それ以上に人間としての魅力)を実感しています。
テニス界でも多くの選手等、関係者がSNS等で声を上げています。先週行われた全米オープンで優勝した19歳のカルロス・アルカラス選手、彼のコーチ(フェレーロ)は現役時代にフェデラーと戦った選手で、お互いにこのフェデラー引退に対しての強い尊敬の念を表していました。
来週末(9月23〜25日)にロンドンで行われるレーバーカップを最後にという事です。レーバーカップ(フェデラー自身がCoクリエーター、Coオーナー)はヨーロッパ対それ以外の地域で、今回出場する選手等(フェデラーのチームメート)は過去にはビック4と呼ばれたナダル、ジョコビッチ、マレーなど錚々たるメンバーで構成されています。更にキャプテンはヨーロッパチームはビヨン・ボルグとそれ以外の地域のジョン・マッケンローです。フェデラーが引退をする場としては最高の舞台(ウィンブルドンを除き)ではないでしょうか。
サンキュー、ロジャー・・・カムバックを願っていたのですが、41歳という歳もあり、とうとう、この時が来てしまいました。全てを併せ持った史上最高の王者、本当にお疲れ様でした。
※私がオススメしたい最高の2試合↓
■2004年、全盛期と言われていた時代の圧巻の全米決勝
https://www.youtube.com/watch?v=u66gIG-wMT0
■2017年、永遠のライバル、ラファを倒して復活した全豪決勝
https://www.youtube.com/watch?v=9gUvgm23qMU
特に私は、2017年の全豪決勝のラストポイント、ラファチャレンジが失敗し優勝を決めた時のロジャーの顔、あのポーカーフェイスでクールなロジャーが歓喜の顔で飛び上がるシーンを、一生忘れないでしょう。
本当にありがとうフェデラー、本当に素敵な選手です。この逸話は有名でフェデラーの名前を聞くと思い出します。『2007年に日本の記者が、フェデラー選手に「なぜ日本のテニス界から世界的な選手が出ないのか」と質問した。
すると、フェデラー選手はこう切り返したと言う。「何を言うんだ君は?日本には国枝がいるじゃないか」』
国枝慎吾の戦歴が凄すぎ、次元が違う
グランドスラムで、男子世界歴代最多となる計50回(シングルス28回、ダブルス22回)優勝の記録保持者。
シングルスでは、年間グランドスラムを計5回達成し、ダブルスではキャリアグランドスラムと4大会連続優勝を果たしている。
パラリンピックでは、金メダルをシングルスで3個、ダブルスで1個獲得。5大会連続(2004年アテネ〜2020年東京)でメダル獲得をしている。