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1年前には$10Bのバリュエーションから、このダウントレンドの環境下で$20Bと約2倍の価格で売却。Figmaの株主にとっては大成功と言えます。

一方で、AdobeにとってはPSR50倍は現在の株式市場の水準からすればどう見ても異常に高い*。つまり、他の誰かよりもAdobeにとって、Figmaの戦略的な価値がそれほど高い(とAdobeが考えている)ということを示唆している。

* 過去最大のSaasのIPOと言われ、去年まではPSR100倍超を誇っていたSnowflakeですら、現在は30倍まで落ちています。
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別の観点では、Adobeがそこまでして欲しがっている事実が注目を集めるべき。巨大テック企業による買収に対して、政府や世間の目が厳しくなりつつあるなかで、この大型の競合買収は何もツッコまれずにすんなり行くのだろうか。例えば、同じProductivity Saasの領域にいるGoogleやMicrosoftによる買収だったら必ず厳しい審査が入る気がする。

Salesforce, Adobe, Servicenowなどの、準ビッグテックと言える企業群による買収の取り扱いはグレーゾーンみたいになってる感じです。ちなみに「準」とはいってもいずれも時価総額10兆円以上ですが。
ARR400m, NRR150%, ARR growth 200%, gross margin 90%, 買収価格20b
https://news.adobe.com/news/news-details/2022/Adobe-to-Acquire-Figma/default.aspx

業績が訳の分からないレベル。。ARR400mなのでPSR50x。ただ競合の買収なのでそれだけの価値がAdobeにとってはあるということか。
Figmaの役員従業員に付与される6mのRSUは4年ベスト。株価$370なので総額$2.2b(買収価格の10%弱なので持ってたSOの折り返しとしては妥当か)。従業員約1000名で平均$2.2m。年間換算で7-8千万円のRSU。すごいリテンションパッケージ。

追記:上のAdobe株のFigma社員へのRSUがなぜ巨額かと言うと、想像ですが、おそらく、従業員がFigmaのSO(かRSU)を持っていたので、その価値と同等のAdobe株のRSUをその見合いで出して、買収への納得感(本来上場していた場合に得られたであろうインセンティブと同水準のAdobe株の付与)とVesting4年によるリテンションを取りに行ったのだと思います。
これユーザーとしての衝撃もわかるのでその点も語りたいことはあるのですが、2.9兆円の時価総額も強烈。UXデザインサービスが、JR東日本と同じ値段で取引されたということですよ。日本のITで言えば3.0兆円のNTTデータと同程度。この格差は意識したいですよね。
ピーターティール恐るべし。戦略マップ上欠かさざるピースであったとは言えこの株安局面で極端な大枚、ゆえに株価は大きく下げ過去10年最安値近辺へ。ハイデラバード出身インド人CEOナラヤンの買収戦略は相変わらずテック業界一、ニを争うアグレッシブ。
ずっとコメントして来ているとおりこの数年でソフトウェアはロールアップ競争に入っている。その台風の目にあたるのがこのAdobeとSalesforceの二社。その上がMicrosoftとGoogleという構図。
AdobeがFigmaを200億ドルで買収!
Figmaは、2022年7月に日本進出とありますが、すでに日本のスタートアップにもデザインのみならずピッチデックやプレゼン資料作成で愛されてきたプロダクトです。昨年、約$10Bのラウンドで、セコイヤやクライナーなどの著名VCから出資を受けていました。
ARR$400Mなので、PSR50x。
競合の買収でTopTierVCがここまで入ってると生半可なExitは許されませんが、
とはいえ、SaaS銘柄が冬の時代と言われている中で、2.9兆円はなかなかですね。
難しい判断だったと思います。創業側からしてみると、アドビを脅かす存在になれる可能性を見いだしたものの、今の市場の環境下で実際のオファーをVC含めて断るのは難しかったのでしょう。早期決着になりましたね。

アドビとしては、直近の2021年企業評価額100億ドルの2倍で決めたかったのは、ほぼ無敵領域と化したクリエイティブ(フォトショップ等)と競合の多いMarketoなどを含むビジネスサイドのリバランスを図りたいからでしょう。

ビジネスでクリエイティブ人材の需要が高まるにつれて、利用者を着々と増やしてきたFigmaは、プロダクトの将来性や資金では健全。Figmaらしさを貫ける環境に置かれることが、今後のAdobeの成長へプラスと働くと思いますが、これが最大の試練にもなるでしょう。
まじか、Pushでビックリした!
Yamadaさんの解説が速い&バリュエーションが分かりやすい(有難う御座います!)。

もう少し情報を補足しながら、規模感やどんな想定かを考えてみる。
Adobeの時価総額は約20兆円(なのでそれに対して約15%)、売上は約1.7兆円(なのでそれに対して約2.5%)。キャッシュと株の組み合わせ(半分ずつ)での買収。
税率ざっくり20%、5年後のPERを80倍くらいとすると、定常時のマージンが30%で今後60%成長を5年間続ける(5年後ににARR4.2Bn)、もしくは定常時のマージンを20%として今後75%成長を5年間続ける(ARR6.6Bn)というバリュエーション。
現在、価格はProで月12ドル(ARR144ドル)、Businessで月45ドル(ARR540ドル)。織り込んでいるユーザー数を逆算すると、Proであれば3000~4600万人、Bizであれば700-1200万人。両方の混合や、これだけユーザーに刺さっている中では値上げもしていくだろうから、両方のプランの混合で2000万人くらい?

もちろんAdobe自体も伸びているが、現在の売上ベースに対しては1/4~1/3くらいになる規模(Adobe自体の成長を考えると1/5~1/4くらいの想定?)。ただAdobeの売上は広告系もあり、それが全体の1/4ほど。ソフト系に対しての売上比率ではもっと大きくなる(が、最近成長が著しいのはソフト系でもある)。
なお、買収発表資料には、Creative Cloudの一部となるのか(Adobeの同様のツールでCreative Cloudの一部であるXD含め)、それともプロダクト・組織として引き続き独立しているのかなどはぱっと見た限り言及がなく、気になる。

ただ、プリマーケットでは-12.5%(日本時間2225現在)となっており、買収を高値とみている印象。

発表のプレゼン資料:https://adobe.ly/3qDy5sq

最近、ユーザーとして使い始めたが、本当に使いすく「デザインの民主化」というのはまさにと感じる。
Adobeの競合で、昨年企業価値100億ドル超えデカコーンfigmaが150億ドル〜200億ドルで買収。やっと日本語版にローカライズして出たのに。ユーザーから見たらこの統合はウェルカムでしょうかね
日本法人ヘッドの川延さんはどうするんでしよう??
Adobeは過去M&Aに$13Bn使い、31社を買収しています。
今まで大きな案件では、$4.75BnのMarketo買収でしょうか?
過去のM&Aと比較すると、今回の買収がいかにAdobeにとっていかに大きいかがわかります。
Adobeは買収後も継続的に買収した企業/テクノロジーに投資をする傾向が強く、Adobeのもとで花開いたプロダクトも多くあります。
FigmentとのPMIが楽しみです。
驚きました。まだまだエグジットは先だと思ってたので。ド競合の買収となるとその先どうなるのか気になりますね。
インターネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、旅行予約サイト、ポータルサイト、電子書籍や各種デジタルコンテンツサイトなどを運営。FinTech事業では、楽天カードを中心に銀行、証券、電子マネーなどの金融関連サービスを手がける。楽天エコシステム(経済圏)のオープン化を推進。
時価総額
1.86 兆円

業績

主力のテクノロジーソリューション事業において、ソリューション/SI事業を手がける。国内ICTサービス市場の複数部門でトップシェアを獲得。
時価総額
5.13 兆円

業績

Adobe provides content creation, document management, and digital marketing and advertising software and services to creative professionals and marketers for creating, managing, delivering, measuring, optimizing and engaging with compelling content multiple operating systems, devices and media.
時価総額
0.00

業績

2021年に旧ZホールディングスとLINEの統合によって誕生した持株会社。傘下にヤフー、LINE、ZOZOなど。直近は戦略事業と位置付けたFintech事業を強化。
時価総額
2.99 兆円

業績