COCOA“失敗”の原因、当初の開発者が振り返る ユーザーから「役に立った」の声も
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国際的な人の移動と情報化社会の発展が進んだ現代に起きた感染症パンデミックの中で、COCOAのような接触検知の試みが為されたことについては社会的な要請として一定の価値があったと思います。
COCOAは被感染リスクの評価に関わる一種のツールであったわけで、リスク評価という観点からは疫学者と情報屋さんのコミュニケーションという側面についても検証が行われることを望みます。
注目のコメント
cocoaのオリジナルの開発者です。バズった振り返りのツイートを記事にしていただきました。記事にある通り、思っていたよりも役立っていたというフィードバックをいただいてとてもありがたく思っています。
githubなどを使い慣れている技術者向けになるけれども、オープンソースコミュニティ側でも、COCOAの総括を発信されています。
https://github.com/cocoa-mhlw/cocoa/issues/1144
このリンク先の「IssueやDiscussionの取り回し」については、「政府のプロジェクトとオープンソース」を考える上で必読。オープンソース文化と行政の衝突がどういうところで起こるのか、というのの理解に繋がります。
他のピッカーさんが言ってる「進化が出来なかった」というのの原因も、このあたりにあるのかな、と思います。いまさらですが,厚生労働省のホームページでも紹介されているCOCOA関連の便利アプリを紹介.
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/cocoa_00138.html
とくに,「COCOAログチェッカー」
https://cocoa-log-checker.com/
COCOAからログデータをエクスポートしこのツールを通すと,約2週間に新規陽性登録者が付近にいた可能性を表示してくれる.