モデルナ、日本で生産施設検討 中国へのワクチン供給にオープン
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注目のコメント
米モデルナ社が日本での生産施設を検討している点については、政府のレベルで歓迎色が強いと思います。モデルナ社としても分散生産体制が必要だったところ、アジア地域での生産は、現時点では、韓国(サムスンバイオロジックス社への委託)生産で対応していたところからの拡大、かつ自社生産という点で前向きだと思います。これまでの各種報道を総合的に分析すると、韓国での受託生産分は韓国向け製品のみ、日本で使われているモデルナ社製ワクチンは欧州生産分だったと思います。
当報道に関連する詳細は、本日の以下のニュースにコメントしていますので、あわせてご覧ください。
「モデルナCEO『アジアの拠点を日本に』新型コロナウイルスなどのワクチン製造めぐり」(日テレ 2022年9月14日)
https://newspicks.com/news/7561078?ref=user_1310166
記事中、独ビオンテック社(ファイザー社製ワクチンの技術ベースを提供している企業)に対する特許侵害問題と、新型コロナワクチンに関連する特許に対する国際協調についての分析は、以下のニュースに対するコメントで提供しています。
「モデルナ、ファイザーとビオンテックを提訴-新型コロナワクチン巡り」(Bloomberg 2022年8月26日)
https://newspicks.com/news/7488399?ref=user_1310166