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ニセコに取材して書きました。

人口が5000人くらいだから成り立つ話なのかもしれませんが、ほんものの民主主義がいきわたり、資本による暴力的な開発を許さない。結果として、持続可能性の高い「新しいラグジュアリー」の光景が広がっているように見えました。

地域の発展と全員の幸福のおとしどころを見つけていく「新しいラグジュアリー」の考え方は、地域創生にも密接に関わっています。
「ニセコ町の景観は独特である。周囲のリゾートとは異なり、高いビルが建っていない。景観条例があるためだ。ただし、高さ10メートル以上の建物を禁止というふうに具体的な規則を定めるのではなく、「話し合いで決める」と書いてある。「15mと数値を定めると、権利になるのです。14.99mならいいんですよね、となる。そうではなくて、住民と業者の間で納得と協力のプロセスを踏んでもらうのです」と山本副町長は語る。「いまだに5回目の話し合いをしているところもありますが、それが民主主義のコストというものだと思います」。」
面白いです。何事もルールで一律決めないと、、と思いがちですがみんなで話し合うから納得できるまちづくりができるんだろうなと。
「民主主義のコスト」というのもなるほどです。