東芝再建、検討ヤマ場=非上場化3案、不透明感も
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東芝をたった3兆で買えるとは…です。
ベンチャー企業ですら(期待値高ければ)平気で兆超える昨今。
複雑な事情とはいえ激安です。
もし外資規制無かったらサクッと買われてプロによって無慈悲でピカピカに整理整頓され大復活するか、特許技術や養分だけ吸われて「カピカピ」になるかでしょう。
人類にとって、日本にとって、マネジメント層にとって、いち社員にとって、OBOG、株主にとって、
視点視座ををどこに置くかで論理的な答えが変わる超政治的案件。
百鬼夜行。
注目のコメント
原子力、防衛など国家が保護すべき産業について外国企業の買収については外為法の規制がかかりますが、企業分割を行うことを前提とした事前協議がなされた場合、正当な理由なく協議を拒否することは難しいでしょう。
現在の東芝の企業価値は約2.2兆円(=時価総額)ですから、株主に対するプレミアムを含めた買収提示金額は2.8~3兆円あたりが相場だと思います。記事ではこれに対して「ハードルが高い」とありますが、日本企業による出資を想定すればそうかもしれません。しかし、アジアの代表的なIT・半導体企業をみるとテンセント(中国)や台湾セミコンダクター(TSMC)クラスは時価総額約60~65兆円であり、東芝とは20倍以上の差があります。
上場企業の東芝ですから、外為法規制領域を除いては「外国企業には買収させない」という前提ですすめることはできません。そもそも東芝の株式の過半数は外国人により所有されています。株式市場を構成するためのルールが当然に優先されます。東芝の主要ステークホルダーの利害としては、「少なくとも一部の事業領域について企業分割の上での非上場化」で一致していると思われますので、この方向性を中心案として検討されていると思います。