山際大臣と考える『日本経済の再生』
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失われて30年、日本経済を再生させる起死回生の方策はあるのか。こうしたことを考える上でのヒントが、山際大臣が兼務する５つの担当、経済再生、新しい資本主義、新型コロナ対策・健康危機管理、全世代型社会保障改革、スタートアップ、それぞれのつながりにあるのだと思います。政府が、どのようなことを実施しようとしているのか。皆様にとってよく知るための材料を提供できる１時間になると考えております。山際大臣に直接、政策のことを聞ける機会でもありますので、ライブコメントからの質問をお待ちしております。
【配信後記】
ライブコメントから多くの質問を寄せていただきありがとうございました。冒頭、旧統一教会との“関わり”を指摘する報道についてどう受け止めているのか、という質問に対し山際大臣が答えました。皆様がどのように受け止められたかは、それぞれ違った感想があったのではないかと思います。学生時代に、クジラの研究をしていたというのは何だかとても意外でしたが、表情なども含め、あまりテレビでは見られない一面が見られた対談になったかと思います。
物価高、円安、エネルギー供給、原発は“クリーン”なのか、賃金上昇をもたらす分野は日本にあるのか、デフレマインド、経済に即効性があるのはインバウンド、男女の賃金格差、もう一回元気な国にする肝がスタートアップ、米は戦略物資として使える、日本の一等地が海外の富裕層に買われている現状と対策、預金から投資へ…
経済について分散的・限定的に論じられる事が多いですが、政府がどのような現状認識をしていて、何を目指そうとしているのかを総合的あるいは複合的に把握したい方には打ってつけの内容になったと思います。落合さんが『身の回りにあるものは海外製のものばかり』だと切り出して、ブランド戦略の話になりましたが、大臣の言うように『これまで日本がとってきた、より良いものをより安くというマインドを変えなくてはならない』『まずは国内から！ではなく、いきなりグローバルを目指さなくてはならない』というのはその通りだと思いました。とはいえ日本は“守りに入っている”状態が長いわけで、なぜそうなっているのかは関連動画にある翁さんとの対談が非常にわかりやすいので、あわせてご覧になっていただけたらと思います。中身はよく分かりました。雇用の流動性も、解雇権の利用性を高めるのと一緒に、セーフティネットや職業訓練の拡充もセットで、是非政策として、進めてほしいですね。
本筋とはあまり関係ないんですが、山際大臣は誤解され易いと思いましたね。政治家なので、見た目や仕草でもう少し工夫出来そうです。マスコミにくだらないことで揚げ足を取られない様に、もっと、堅苦しさを減らす様な工夫が必要に思います。例えば、もっと経営者っぽいすっきりした髪型にするとか、仏頂面をやめる訓練するとか。そうすると、より山際大臣の良さが庶民にも伝わると思いました。
