旅行支援、月内開始へ調整 GoTo代替、年内継続案
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注目のコメント
こちら全国旅行支援という名前で、まさに内容的には旧GOTOトラベルと同じ意図の政策となりますが、事務局の手間、事業者の手間は何倍にも煩雑になりそうです。なんでも47都道府県それぞれに事務局ができるとか。(恐ろしい…)
旅行産業というのは非常に裾野の広い産業で、宿泊施設やレジャー施設だけが恩恵を受けるわけではなく地元のバスやタクシー会社、スーパー、コンビニ、小売店、飲食店に経済波及効果が大きく、また旅館で出るお酒や食事は地元のものが使われて農林水産業にも影響が大きいものです。
GOTOがはじまると都市部の世帯収入に余裕のある層が、税金出動1に対して個人消費を3ぐらいしますので、その消費が都市から地方に流れる非常に有意義なものであるので、ルールを複雑化するのではなく、広く国民にその意義を説明するアカウンタビリティを高める方向に努力を向けていただけないかなと思う次第です。ホテル運営会社で働いていますが、ハッキリ言って旅行支援(補助金のバラ撒き)は不要です。
皆さん、そんなものがなくても旅行したい意欲が溢れかえっているので。
ただ、旅をしても後ろめたいことは無いと言う雰囲気づくりが必要かと…
反面、ホテル/旅館、交通機関、地域の観光事業会社を助ける必要があります。
関連する裾野が非常に広いので、1社が倒産すると、影響を受ける連鎖が止まらなくなります。
もしも、旅行会社が潰れても社会的な影響は非常に軽微です。宿泊業者としては命運を別ける施策。この2年半で弱りきった宿もあれば、逆に勢いをつけた宿もあります。
ただ第一に空前の人手不足があります。地方の観光産業における労働者は著しく減少しました。人員確保ができず予約を受けたくても受けれない宿も多いです。
そして原材料の高騰です。電気代もあがっているので宿としては1割ほど金額を上げないと厳しいです。
多くの宿はかなりの企業努力をした値段設定でがんばってますので、どうか「高くなった」などと言わずお泊まり頂けたら幸いです。