大人気! NHK受信料不要の「チューナーレステレビ」 それでも大手国内メーカーが参入しない本当の理由
コメント
選択しているユーザー
この記事に書かれている要素もあるかもですが、戦略的に考えても、このトレンドは牽引してはならず、嫌々ながらついていくぐらいがちょうど良いはずです。テレビというプロダクトカテゴリーで強いブランドを持っているという資産を、わざわざ自分で壊しにいくようなものなので、壊れるの眺めながら準備して、少しづつ追いついていく方がベースライン。もちろん、経営の意思決定として、壊して取りに行く、という打ち手もありますが、それを取るなら一定の胆力と実行力、投資が必要です。
注目のコメント
売上高28億のB-CASカード発行運営会社との利益相反が、数千億円規模のテレビ業界が参入しない「本当の理由」と言いたいのだろうか。
チューナーレステレビは要するにAndroid TV付モニターなので、メーカーでの付加価値や差別化要素がほとんどなく、自社半導体や画作りで積み上げてきた資産が生かせない。とにかく安く上げたいセグメントなので単価も安く、端的に言って儲からないからという方が「本当の理由」に近い気がするが。
PC業界にも最低限の機能と価格で十分という声に応えたネットブックという流れがあったが、すっかり廃れてしまった。
ちなみに自分もテレビは持っておらず、リビングにはAndroid TV付きプロジェクター(チューナーレス)を置いているだけなので、使う側の気持ちは分かる。確かに地上波のTV番組に関して子どもたちが次の日話題にするなんて光景はここ10年ほぼないですね。大体がYouTubeです。地上波のドラマなどまだまだ観ている子も、ほぼ録画のようなのでTVerで事足りるでしょうし、もはやリアルタイムって視聴者側からするとあまり価値がないのかもしれません。
それと、地上波映さないにしても
「NHKもアプリで観れますよ?払ってください」
って言われると思うのですがどうなのでしょうか。求められているのは大型のモニターであり、地上波というコンテンツではないですね。
高級モニターはメルカリで高く売れて、次のモニターの原資にできるのも魅力ですが、テレビはリセールが0に等しいにも関わらず、高級モニターよりも数段高い。
地上波というコンテンツに価値を認めていたからこそ成り立つ商売であって、その前提が崩れ始めたのが現状です。この流れは加速する事はあっても逆転する事はあり得ないでしょう。