沖縄県知事選 現職の玉城デニー氏 2回目の当選
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思ったよりも大差な印象です。
佐喜真氏は、下地氏の票を積みましても及ばない状況でしたね。地元の有力財界人が玉城氏から相次いで離反していたのですが。
佐喜真氏は、旧統一教会の問題もあったかと思いますが、それよりも県民の少なくない者が、粛々と進められる基地建設に未だ得心してないということなのでしょう。
ちなみに国庫支出や交付金は、都道府県の中で沖縄は上位10に入りますが、この辺りが今後どのようになるかも気になりますね。
なお、コメントで言及されてる「日本政府から沖縄を取り戻す」云々は、選挙前のデマゴーグであることがはっきりしていた話ですね。そして、デニー氏を含む投票率が高い中高年層は、米国から日本への施政権返還を強く希求して運動していた世代です。
追記
県民です。
ヤフコメほどでは無いですが、毎度煽りコメントが多いことに多少なりとも傷つきます。上位のコメントほど、そういう内容です。
別に独立や中共を望んでいる県民を私の周りでは見かけませんし、基地も消極的容認派ですが、
「交付金もらってるのにガタガタ言うな（東京都以外は被交付団体ですが）」、「国防事案は国内調整が難しいから基地の沖縄存置は合理的決定だろ」とか、しょっちゅう言われると、心情的にね…
追記2
「中国の属国になる選択を県民がした。台湾と交換すれば良い」
このコメントを同種の記事に多数書き込んでいる方がいます。IVYの学歴や上場企業代表の経歴を持つ人が、敢えてバイアスをもって、立ち居振る舞う。
一県民としては一つの侮蔑表現と捉えてますが、それよりも、ここまで強い表現になることに、とても困惑しています。
追記3
基地、豚熱、コロナ、子どもの貧困、困難な事例が続いた玉城県政ですが、十分な支援が得られなかった観光事業者からは、相当な不満を持たれているのも事実。
現にレンタカーの不足だったり、客室稼働の問題等、夏の観光にも影響を及ぼしています（知り合いも旅行を断念しました）。
公平な支援や人手不足の解消等、難しい課題も山積です。沖縄県民です。
一部の方の一方的かつ失礼なコメントは非常に残念です。本当にNＰかと思うくらい乱暴ですね。
知らない人は保革の対立という構図だけで語りますし、当選した玉城陣営はそこを強調していくと思うのですが、玉城知事の個人的な芸能人としての圧倒的人気を軽視してはいけないと思います。
①投票の結果が全部が全部、辺野古基地への批判票かというと、その実、デニーさんの人気投票だったりするわけで、有権者の投票の動機はそこまで深刻ではなかったりします。
②今回は元々保守の支持層を抱えた下地さんが立候補したことで保守の分裂が生じました。前回の参議院選挙で２千票差に縮まった保革の差が、また広がってしまうことは容易に想像出来ました。経済界を中心とした消極的保守支持層に諦め感が蔓延してしまって選挙戦の運動量にも大きな影響があったことは間違いありません。
いずれにせよ、これだけ結果が出せていな知事も珍しいのですが、当選した玉城さんには、あと４年は全力で沖縄のために頑張ってもらわないといけません。オール沖縄は保守系の経済人がコロナ禍の影響か徐々に離反し、名護市長選でも敗北するなど、退潮傾向が否めない状況だった。だが、今回の玉城氏の得票を見ると、革新系各政党の支持層の足場は万全に固めつつ、無党派で大差で引き離し、自民・公明支持層にも一定食い込むなど「保革を超えた」オール沖縄の勝ちパターンを再現した選挙となっている。
弊社（JX通信社）も、前回同様、地元紙の琉球新報社、沖縄テレビと合同で調査を行うなどしてきたが、こうした傾向は早い時期から一貫しており、佐喜真氏は最後まで伸び切らなかった印象だ。下地氏が出ていなくても、玉城氏が勝利しただろう。
