コンテナ船｢米沖渋滞｣10分の1 供給制約に緩和の兆し

コメント

注目のコメント

• 松田 琢磨

  拓殖大学商学部国際ビジネス学科 教授

  ・2022年09月11日

  混雑が解消すると、コンテナやコンテナ船の回転が増すため、スペースの供給が増えます。それで供給制約が解消していますし、需要も落ち気味なので運賃が落ちるということです。
  
  とはいえ、
  
  ＞下落しているものの、コロナ前の2倍の水準だ。正常化にはまだ時間がかかる。
  
  ここの一文、コロナ前の運賃が（谷底ではないものの）とても低い水準だったことには注意が必要です。
  
  マーケットの問題なのでそうならないとは断言できませんが、コロナ前を正常化というのはかなり違和感があります。コロナ前の運賃水準では、海運会社がやっていけるとは考えられないためです。しかもコロナ前よりエネルギー価格も上がっていますし、環境対応費用も増えています。
• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2022年09月11日

  コンテナ船の運賃は、正常化し始めていると思う（下記）。
  背景は本記事のように滞船の正常化。ただ、季節性としては、普通は年末商戦に向けて需要が戻っていく時期ではある。逆にこれまでは、コロナやコンテナ不足を背景に発生した季節性以外の需給タイト要因が大きすぎた、ともいえると思う。
  https://newspicks.com/news/7527958
  https://newspicks.com/news/7458234
  
  上海での4月の時点での滞船の状況は下記が分かりやすい。
  https://www.visualcapitalist.com/satellite-maps-shanghais-supply-chain-standstill/