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オリンピック組織委員は「みなし公務員」という身分です。一般に公務員への賄賂と同じような「利権」を防止するために、政府・地方政府の指示・権限の元、税金等を財源にしている企業組織が指定されます。

収賄側の元電通の大会組織委員会元理事は「みなし公務員」ですが、電通時代の後輩の容疑者の身分は「みなし公務員」ではありません。しかし「犯人の身分によって構成すべき犯罪行為に加功したときは、身分のない者であっても、共犯とする。(刑法65条1項)」ことにより、また公務員が行う業務に対してコンサルタントや業務受託者の身分で行う「発注者支援業務」はそもそも「みなし公務員」とみなされることから、いずれの解釈によっても、今回のオリンピックの公式スポンサー選定に絡み、自己の決裁権を前提として、金銭やサービス等の「対価」を受け取ったすべての方がこの罪に問われるはずです。

公共事業を多数請負っている電通関係者が、オリンピック関係の仕事について自らの仕事を得るために意思決定者に金銭等を贈ったり、その逆に業務の元受けとして仕事を下請けに委託するときに金銭等を受け取った場合、その両方ともに「賄賂」と認定される可能性が高く、そのような「注意点」を電通が事前に従業員に喚起していなかったはずはありません。

今回の事件は、元OBが法を犯した疑いをもたれています。電通の社員あてメッセージは、「企業は知らなかった」「安心して政府の仕事に取り組んでください」という意味だと思いますが、このような大規模におこなわれている違法行為を以前から知っていた社員がいるかもしれません。その点を含め、今後企業に調査が入り、明らかにされると思います。

企業倫理はしっかりした倫理観を持っている人でも犯すことがあるとされています。そのため公益通報等の制度が整えられてきましたが、実効性にはいまだ課題があるとされています。もっとも今の電通は「安心して仕事ができる状態」にありませんので、今回の事件を企業外のことと思わず、今後虚偽の回答を行った場合(知らないを含む)懲戒処分を行うなどの警告を行ったうえで「一連の事件」についての社内調査を行う必要があるでしょう。企業の社会的責任(CSR)の点からも、(社員にメッセージを出す前に)社内調査・公表が優先されるでしょう。
電通の仕事の99%以上は普通のビジネスだと思いますが、一部には今回のような「特別なパワー」を期待するクライアントがいるのは事実でしょう。
その「特別なパワー」がどれほどあるの分かりませんが、それが電通ブランドの源泉だったのは事実だし、その象徴が高橋容疑者のような人物。

世の中には正攻法ではない方法を求める人々はいるし、その手の力があって東京オリンピックが実現したことを国民の多くも薄々感じていたはずです。
今回の件はレベルの低い贈収賄ですが、「清濁併せ呑む」という考え方をすべて排除するのかどうかは難しい問題だと思います。
知ってたくせに知らなかった顔をするなら嘘つきだし、本当に知らなかったのなら無能。痛恨なのは「なんで俺が社長の時にバレるかなあ」では?
「全グループの総力を挙げて下支えしてきたにもかかわらず、このような事態になり、誠に痛恨の極み」。元社員が逮捕されたことについても「誠に遺憾」。

全メッセージを聞かないとわからないが、社員に話をするのなら、儲かればいい、として法を犯す風土があったことの原因を共有すべきだろう。

共同通信は、電通の大株主でもある。電通一社が独占し、他社が入ろうとすると、独占禁止法にふれるような、物言いで、クライアントに迫る、そうした体質に踏み込んだ報道をしてほしい。
どのような動画だったのでしょう?

電通出身者が贈収賄で逮捕されたことから、襟を正さなければならないというメッセージでしょうか?

電通は民間企業なので「収賄」側にはなりません。
「立場が変わったら気をつけよう」という意味でしょうか?

それとも、「贈賄にならないように気をつけよう」ということでしょうか?
…電通にはいい印象がありません。ただ、電通で働いている方と一対一で話を聞くと、会社のイメージを変えようとしていたり、誇りを捨てずに働いていらっしゃる方も多く、このようなニュースは本当に残念に思います。
電通全社員こういった事態が起きる体制で今まであった、そういう現況化で今後も変わらない体質である事黙認でしょう。
中には変えようとする人もいるのかな逆に。
東京五輪・パラリンピックの汚職事件に関し、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた広告大手電通の榑谷典洋社長が、社員向けに一連の騒動に関するメッセージ動画を配信していたことを共同通信が報じています。
電通のこの記事を共同通信が書いてるのが興味深い...
元専務が入社したころに生まれた現社長としては、つらいことと存じます。iU超客員教授の榑谷さん、踏ん張ってください。
オリンピックはそもそもIOC委員に対する過剰接待・お土産(事実上の賄賂)が昔から問題になっていて、費用があまりに膨大にどんどん増えていったのも外から見ても異常だとしか思えないし、森元首相が委員長として権力者として独裁的に意思決定している様子もガバナンスが効いているとは思えなかったし、問題てんこ盛りだったと言える。
高橋氏が私服を肥やす隙があったのは、そもそもオリンピックの運営体制全体に問題が数多くあったからであり、高橋氏とその取引に関わった人々だけを処罰するのではなく、オリンピック全体の運営を見直さなければ根本的解決はないだろう