【新潟】建設業の“仕事”を変えた「ホロストラクション」の実力
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新潟、それも中心地から離れた田園風景の中で「建設DX」を進める企業があります。マイクロソフト社と開発した「ホロストラクション(Holostruction)」で注目された小柳建設。
古い体質の根強い建設業界、しかも地方都市の中小企業が、しかも短期間でなぜ、DXを成し得たのか――8年前に若干32歳で社長に就任した小柳卓蔵社長に聞きました。
第1回目は、ホロレンズというデバイスを使った「ホロストラクション」への取り組みを紹介します。「DXといっても、うちのような業種では…」「オーナー社長の弊社でDXなんて…」。そんな企業の皆さんに、きっと参考になる3回連載です。
登場するのは、3代にわたるオーナー経営の建設会社で、大胆にDXを成し遂げた新潟県三条市の小柳建設。私がかつて新潟に赴任していた時(2008年より前です…)は地場の建設会社の一つ…という印象しか無かったのですが、記事を読んでその革新性と変化の速さに驚きました。
熱量がある3代目の小柳卓蔵さんのパーソナリティーによるところが大きそうですが、お父様の権限委譲も背景にありそうですね。
NewsPicks +dは、独立した編集部がオリジナル記事を制作。丁寧な独自の取材で、地域の身近なビジネスのストーリーや、ビジネスパーソンの学びにつながる情報・ノウハウなどをお届けします。私もプロフィール画像で被っているHololensですが、
初めて使った時の衝撃は忘れません。
価格は簡単に手が出るものではないですが、
建設業など元々扱うものが高単価な業界では、
作業効率のアップや省人化が可能なら十分元が取れるのかもしれません。
私の感じる最も有望なHololensの使い方は、
遠隔地と、互いの視点を共有しながら会話ができる点を活かすことです。
例えば、点検や修理などの場面で、熟練者や専門家が遠隔地から指示を出し、現地の作業員が直接作業をするという場面では、出張費や移動時間の節約になり、同時に複数の現場を回せる可能性もあるように思います。
ただ、すべてを仮想空間内で作りこめばいいVRと違って、現実と相互作用するのが前提のMRは、周囲を認識してそれにホログラムを重ねるなどの処理が必要で、効果的なアプリを作るのが難しい印象です。
それでも、こうした技術の作る未来にはいつもワクワクしています。