米国務長官がキーウ訪問、中東欧諸国含む支援表明
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米国としては、この戦争の行方は、ウクライナはもちろん、リトアニアやエストニア、ブルガリア、ポーランド、ルーマニア、チェコ、ジョージアといった国々からの信頼をつなぎとめるためにも決定的に重要です。
戦争の結果が、ハンガリーやセルビアのような、ロシア寄りの国の動向も左右します。
米国の国務長官が今の時点でキーウにいなければならない事務的な要件は無いでしょうから、ウクライナ軍の反攻の成果を共有し、世界のメディアにとりあげてもらうことが最も重要な要件でしょう。
へルソン州で始まったウクライナ軍の反攻は、へルソン州では2週間たっても大きな成果が無いままでしたが、9月8日になって突如、より北方の別方面、ハルキウ州で見違えるような突進を見せました。
50km以上の前進を果たし9月9日になっても前進を続け、あと20kmほど進めば、ロシアからハルキウ州への鉄道での補給線を断ち切ることができます。
この切断を維持できれば、ロシア軍の主要な補給路を1つ潰すことになり、ロシア軍にとって致命的ではないにしても、ハルキウ州やドネツク州のロシア軍の作戦に大きな支障が生じます。
戦争も、メディアで報じられてこそ戦果が政治的、経済的利益を生みます。きっと武器支援などについてかなり詳しく話をしていると思います。
アメリカはほんとうに年間1000億ドルぐらいの武器を支援したら、金額上ではロシアの軍事予算より高く、理屈上ではウクライナを使ってロシアを撃滅することができるでしょう。
アメリカは本当に支援するかどうかわかりませんが。