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カタカナが多くて無理? トヨタウーブン・シティ地元、裾野市の未来構想が終了

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  • とあるシステムインテグレーターの契約社員

    トヨタのウーブンシティは継続しています
    中止は、裾野市側がウーブンシティとの連携を目指した、15年という中期的なスパンでの未来構想の方です

    地方自治体レベルだけで中期的なスパンでの未来構想を進めるのは、力不足なのだと理解しました
    国レベルでの何らかの支援が無い限り、続けるのは、主に政治的に(市長選挙など)無理なのでしょう


注目のコメント

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    建築家、東京大学生産技術研究所特任教授、noiz、gluon

    これは非常に示唆的な動きですね。いわゆるスマートシティに関わる立場としていろいろと考えさせられます。トロント市がグーグルのSidewalk LabにNoを突き付けたのに似た構図もあり、技術と現実、イメージの乖離がまだ大きい現実を突きつけられます。

    こうした領域横断的な社会基盤を新しくつくるような試みは、どうしてもあまりなじみのない概念や技術を前提にせざるを得ず(そもそもそれが価値なので)、その仕組みや言葉は一般社会との「コモングラウンド(共通理解基盤)」を本質的に欠いています。そうした概念や技術、新しい価値を説明して一般に理解を共有する事は、ある程度価値世界自体の描き直し(新しい環世界の構築)を求める行為なので、本質的に相応の時間とエネルギーを必要とし、どうしても難しい印象を与えがちです。

    カタカナ語が多くてわかりにくいと感じる人からは得てして、分かりにくいのは新しい概念が未成熟だからだ、伝える努力が足りないからだ等と言われがちです。もちろんそういう側面も大いにありますが、同時にそう簡単に切り捨てられるものでもありません。新しい感性(価値体系)を受け入れるということは、自ら(個人や社会)の価値評価や言語の体系を組み替えるという手間のかかる作業で、新しい言語を習得することに近い行為です。英語が苦手な人にシェイクスピアの原本を渡した時、理解できないからシェイクスピアの表現や価値世界が悪い、価値がないということにはならないのと同様です。

    スマートシティに関わる世界は、正論やあるべき姿を示していくことが重要なのはもちろんですが、同時にとにかく楽しい・便利・楽という状況や体験を、小さく積み重ねられる仕掛けが重要です。日常の生活で定量的な価値が普通に感じられるのが理想ですが、同時に最初は直球にエンタメの姿を借りるのが良いのだろうとも感じています。楽しいことは誰にも、理屈や損得を超えて踏み込むモチベーションになり得ます。

    社会的な複合度や熱量が大きければ大きいほど、それを動かすには巨大なエネルギーと相応な時間が必要、というありきたりの話に回収されてしまうわけですが、一休さんが人差し指で釣鐘を動かした逸話のように、少しずつ揺らし続けて、うまく周期とシンクロさせて、徐々に大きく動かしていくということを(多くの段階的な失敗も前提に)続けていくしかないなとあらためて感じます。


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    株式会社ローランド・ベルガー パートナー

    何をもって一定の成果と言うかだが、15年計画を2年で終了するので、当初の目的が全て果たされた訳ではないだろう。ここには大きな問題提起がある。それは、スマートシティのような先駆的取り組みを進めるエリアとそれ以外のエリアがどういう関係を築くべきか。あちらはあちら、こちらはこちらだと、境界やそれを跨ぐ場面で問題が発生しうると言うのが、本件から見てとれる。スマートシティ内での主体者と住民のコミュニケーションももちろんだが、スマートシティと周辺の主体者と住民のコミュニケーションも、計画発表以降も密に対話を持ち続けることが必要では。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    裾野市の人口は約5万人。2015年には5万5000人近くいたのですが、今年5万人を割りました。
     こちらの2015年に出た「裾野市人口ビジョン」に書かれている、人口減少が最も早い場合の予想パターンをはるかに上回る勢いで人口が減っています。
    https://www.city.susono.shizuoka.jp/material/files/group/11/17937985.pdf
     特に生産年齢人口が減っており、高齢化が著しいです。

    裾野市の人口減少の決定打になったのが、市内にあったトヨタ東富士工場の撤退でした。
     裾野市としては、人口減少を決定づけられたようなものでしたが、代わりに何とかならないかとすがったのが、トヨタウーブン・シティ構想でした。
     しかし、中身を見てみると、介護の拠点化や農業振興などもうたわれていますが、残された裾野市民、主に高齢の農業従事者から見ると、「農業の無人化」「ロボットによる介護」などといわれても、生活をあまりにも大きく変えることを求められているように見えたでしょう。
     ついていけない、となったのでしょう。


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