伝統か、革新か。何十年も愛される「ブランド」はどう受け継がれる?
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私の親がクラウンに乗ることに憧れていたのを思い出しました。「いつかはクラウン」というキャッチフレーズは私には余り馴染みないものでしたが、改めてクラウンのストーリーテラーを目にすると運転してみたくなります。
今回の新型クラウンは、従来までのモデルのスタイルに固執しないワイズピボット戦略だと感じます。
注目のコメント
歴史と必要性のバランス という言葉、なかなか味わい深いです。
ブランディングとポジショニングの境目は「お客様の体験があり、お客様の心に宿るかどうか」なのだと解釈しているが、愛されるブランドには常に名実共にという精神が中心にある気がする。お話をうかがいしました。最近、TVCMでも見かけることが多い、新型クラウンのチーフエンジニア皿田さんと、歴史的資産を新しい価値へと再創造する、バリューマネジメント株式会社の他力野さんに「これから、長くブランドを続けていくためにはどうするか?」という、難問について考察いただきました。
かつて「いつかはクラウン」と言われたように、日本人にとってベンチマークとする自動車だったクラウンも、外資や新興ブランドの隆盛、カーシェアやニューモビリティなど新サービスの誕生、MaaSへのシフトなどから、以前より存在感がなくなってきているような気がします。
ただ、クラウンが70年近く愛されてきた理由は、ハードウェアだけでなく、ソフト面にもあったはずで、そこにフォーカスしたのが新型クラウンだそうです。エクステリアは非常にスタイリッシュですが、精神性はこれまでのクラウンを正統継承したもの。ぜひ、一度乗って体感してみてはいかがでしょうか?「LEXUS」というブランドの前でも、やはり「トヨタ」クラウンという名前は色あせさせてはならない、そんな想いを感じた。ピンクのクラウンの時には(どうしたトヨタ!?)と思ったものだが。
一方で、ブランドとは何か、とも考えさせられる。ブランドとは、一目見た時、聞いたときにイメージされるもの。確かに、精神やストーリーをその時代で再構築するということは理解できる。しかし、その精神やストーリーにも一定の形式というものはないのだろうか。
例えば(一時は無くなったが)スカイラインの丸目四灯のテールなど、遠くからでも、あっと分かるものがあるはずだ。
今度のクラウンは美しい。ただ、クラウンの美しさかというと、はたしてそうなのか、と思うのは私だけだろうか。