低体重児の「母子手帳」広がる 小さき成長、記録で実感
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NICUに勤務していた頃、母子手帳を見たことがなかった。
保健師として勤務して初めて、超未ちゃん(超低出生体重児)
極未ちゃん(極低出生体重児)には、母子手帳の成長曲線を使っての保健指導が全く出来ず、結局、管理されていた病院の小児科の医師に成長の確認をする様にしか話が出来なかった。
この際、都道府県に申請する未熟児養育医療申請の際に、未熟児用の母子手帳を配布すればいいのでは。その際、妊娠届と引き換えにもらった母子手帳を返却してもらえれば、母子手帳を2冊持つ必要もなくなる。
注目のコメント
出生数に対する低出生体重児の割合はここ数十年増加傾向にあるので、それに対応していくことはよいと思います。さらに、出産・育児に関する医学的、科学知見や、それを取り巻く社会環境も常に進歩して変化するため、時代によって必要な機能も変わるのが当然で、それに合わせて母子手帳の内容を変化させることが大事だと思います。
個人的に母子手帳について思うことは2点です。
・母子手帳の中には「母親が育児を中心的にするもの・父親はそれを手助けするもの」と思わせる記載があり、このようなジェンダーバイアスを助長する時代錯誤な内容を早急に変えてほしいということ。
また、子どもの成長過程で育児に関わるのは母親だけではないので、母子手帳ではなく妊娠手帳とこども手帳に分けてほしいということです。(予防接種やら保育園やら様々なところに提出しないといけず、その度に母のプライバシーも曝さないといけないのが不快でもあります)
いずれにせよ、時代に合わせ柔軟に変化することを望みます。母子手帳は日本発の誇るべきものの一つです。
なかなかデジタル化できないのも(なんだかんだでワクチンも判子とシール)手書きの優しさ感が子供への想いにマッチするからでしょうか。
時代時代でリニューアルしながら、続いてほしい文化です。
※個人的な意見です