ロシア経済、上期0.4%縮小 設備投資は増加=統計局
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G7の経済規模が世界の7割を占めた時代なら経済制裁の効果は強かったでしょうが、それが4割強にまで落ちて親ロ的な中国が1990年の1.6%から18.1%にシェアを増やし、インド、インドネシア、ブラジル等を含む世界人口の3分の2が対ロ制裁に加わらない国に住み、対ロ禁輸措置を取らない国々のGDPが世界の4割を占める状況です。ロシアは欧州に代わる原油・天然ガスの輸出先を見つけ出し、金融システムも落ち着きを取り戻しているようで、先進諸国が一日の長を持つ最先端技術製品の禁輸がボデーブローのように効くとしても数年の単位を要しそう。
ロシア経済は確かに数パーセント縮小するでしょうが当初予想された前年比15%減には程遠く、ガスの供給を絞られた欧州諸国が受ける打撃は当初の予想を大きく上回るのが実感です。世界経済の2%を占め11位のロシアを経済制裁だけで封じ込めるのは難しい情勢が世界に生まれていることを改めて感じさせられる記事ですね・・・ (・・;こういう時に発表される経済統計は盛られているので全く当てになりません。
ただし、誤魔化せないのが出生率です。そろそろウォッチし始めたいと思います。