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【社会心理学】カルトは、こうして人を「支配」する

NewsPicks編集部
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  • 普通の、ど真ん中。

    人は誰かに支配られたい、依存したいと思っているのかも。という指摘は、私も同意します。
    自由は孤独だし、責任も伴うので、自由に耐えられるだけの人というのは、実はそれほど存在しないのだと思います。口では自由を求めていても、それは都合の良い無責任な自由というだけだなと感じることが多々あります。


注目のコメント

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    古代ローマ帝国では、キリスト教徒は政府に従わず、迫害を受け、集団処刑されたり、闘技場で猛獣に食べさせられたりしました。その中には子供もいました。
     今風にいえば、「カルト(に入っている親)が子供の人権を侵害した」ということになるでしょう。
     処刑されたキリスト教徒たちは、殉教者、聖人とされ、現在に至るまで、キリスト教会で称揚されています。
     そういう意味では、「宗教というのは信者に救いや安心感を提供する目的があります」というのは、ほとんどの宗教では当てはまらないでしょう。
     十字軍はキリスト教の総本山の勅令であったし、一向一揆も仏教の名によって起きました。
     宗教というのは、多くの場合、むしろ自己犠牲を求めます。
     宗教が「安心感」だけのためにあるというのは、宗教の役割を極限まで限定したいという現代の思想です。
     「安心感」のためだけなら、心理学者やカウンセラーといった商売だけがあれば事足りるかもしれませんが、人が宗教に求めるのはそんなものではありません。人類が宗教に求めてきたのは、自分自身、人間、この世界を超えた意味です。

    「近代国家論の枢要な概念はすべて世俗化された神学的概念である」というのは、ドイツの法学者、カール・シュミットの言葉です。近代国家は、疑似的な宗教(教会)であるというものです。
     近代以前は、万単位の人々に自己犠牲を強いて、命すら捧げさせることのできたものは宗教だけでした。
     近代になって、「国のために死ぬ」ということを、学校や徴兵、メディアなどの装置を使って国民にさせることができるようになりました。大日本帝国に限らず、ヨーロッパ諸国も米国もやってきたことです。今もロシアがやっています。
     近代国家はカルトか?というと、あながち否定しにくいことです。

    他人に依存せずに判断できる人間、集団に左右されずに独自の主張を貫ける人間、というのは、近代の理想とする人間像ですが、ほとんど概念上の存在です。
     実際に可能なのは、他者に依存しないで判断できる人間をつくり出すことではなく、大多数の人間を国家の判断に従うようにすることです。
     ニセ科学よりも理科の授業を、反ワクチンよりも厚生労働省の政策を、閉鎖的なサティアンとかコミューンよりも市場経済に包摂された市民社会を、より望ましいと考えるように国家が誘導する、というのが実際には限界です。


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    金銭を搾取するなど理不尽な要求ばかりするカルトに、なぜ人は取り込まれてしまうのか。長年、カルト問題の研究に携わり、多数の法廷で証言もしてきた社会心理学者の西田公昭・立正大学教授に解説していただきました。

    知識は最大の防御と言います。カルトと宗教の目的の違いや、カルトの勧誘の手法、自分を守る10の方法など、知っておきたい知識が盛り込まれています。ぜひご一読を。


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    慶應ビジネススクール 教授

    少し違うかもしれませんが、過去の高額買い物での失敗を思い出しました。特に「おかしいと感じた」にもかかわらず「全力で逃げ出す」というよりは「自分の迷いだろう」「そんなはハズはない」と正当化してしまったなあーつまり、入り口で断るのが最も優しく、聞けば聞くほど難しくなるという経験です。「人の話をよく聞く」こと重要ですが、相手を選ばないと。


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