【坂根千里】一橋生はスナックの「カオス」に希望を見出す
コロナ禍で苦境に立たされている夜の街。廃業が相次ぐ業界にあって、今年4月、東京都国立市にオープンした「スナック水中」は盛況だ。しかも、オーナーである「ママ」は、3月に一橋大学を卒業したばかりの坂根千里さん。一見、縁遠そうな名門大学とスナック経営だが、坂根さんは「勝算があって飛び込んだ」と話す。
プレミアム会員限定の記事です
今すぐ無料トライアルで続きを読もう。
オリジナル記事 7,500本以上が読み放題
オリジナル動画 350本以上が見放題
The Wall Street Journal 日本版が読み放題
JobPicks すべての職業経験談が読み放題
待ってました。
坂根さんが大学1年生のときに私の事業所に訪れてきて「在学しながらゲストハウスってできますかね?」
と衝撃の提案をしてきたときに、私自身もまさに五輪を目の前に東京農業を世界に少しでも知ってもらいたい思いもあり
「農体験できるゲストハウスということであれば一緒にやろう」となって、空きアパートを1棟丸ごとリノベして開業しようと準備を始めたのが2018年初頭。
坂根さんはまだゲストハウス出来ていないのに「ゲストハウス運営サークル」を設立して新歓を開始、
留学生との体験イベントなどを運営しながら、諸々の開業手続きを進め、メンバーもそれなりに集まりました。
実際には毎日のように壁紙剥がしたり、トイレの壁塗ったり、電気のない部屋で文字通り闇鍋したりとDIYサークルのようでしたがw
クラウドファンディングでは1ヶ月で120万を調達、別途借入金も併せて500万ほどで風呂なし和式トイレアパートを全面改修
2019年写真にある「ゲストハウスここたまや」を開業しました。
その過程で、ホントにいろいろあったのですが、
何かの機会にゲストハウスからすぐ近くのスナックにお連れしたのが、このミラクルなマッチングに繋がりました。
「すなっくせつこ」は常連というほどではないですが、地元商工会のつながりでお世話になっていました。
せつこママが初対面の坂根さんに「あなたここで働かない?」と帰り際に言ったときは私も「いいね〜」などと適当に酔っ払っていましたが
その一言が彼女の人生も地域そのものも変えたように思います。
坂根さんが働き出すと、芋づるで他のメンバーもチーママに
あっという間に商店街はずれの老舗スナックが火曜〜土曜まで毎日女子大生がシフトインしている店にw
驚いたのがみなかなり地に足ついた考えを持っていながら、スナックカルチャーとチーママという仕事に本当にやりがいを感じていたということ。(シフトに入っていない日も飲みに来ておじさま方と昭和歌謡をデュエットするほどに)
せつこママも坂根さんに事業承継したおかげで全国に名前が知れるようになりましたねw
事業承継の詳細はこちらの記事に詳しいです。
https://keigyo.jp/succession/succession29/
坂根さんがどんな未来を見据えているのか?この連載楽しみです。
NewsPicks読者のみなさんは20代〜40代の方が多いので、あまりスナックには馴染みがないかもしれません。
今回は、そんな「知ってるようで知らない世界=スナック」を新卒で経営するママにお話を聞きました。
取材してみると、客層がスナックのイメージと明らかに違う。
やっぱり、若い方のする、新しいお店には、一般的な店とは違うお客様はがつくんですね。
面白いのは本当にゼロからのスタートではなく、事業承継しているということ。
先代ママさんについていたお客様と、新規のお客様によって、さらなるカオスが生まれていると想像します。
ちなみに、バーとスナックの間に明確な線引きはないそうです。定義がない。
みなさんのスナックの定義や、行ったことのある方が感じる「面白いポイント」、ぜひお聞きしたいです。
コメントお待ちしてます。
コンビニすら無いような町ですらスナックはあります。ユーザーの来店頻度が高いから、商圏人口が少なくても成り立つからです。言い換えると、それだけ大人の社交場として必要とされている存在ということです。
ちょっと昔の連続ドラマ「あまちゃん」でも、漁村で人々が交流する場として機能していたのはスナックでした。
私も以前住んでいた町で、個性的なおじさんの経営するスナックによく通いました。おじさんが面白いのに加え、町の色々な人と話すことができ、大変楽しく、世界が広がりました。
明日からの記事も楽しみです。スナックの重要性と今後の可能性について、大いに語ってもらいたいです。
マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか