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【3分解説】今こそ知るべき、ゴルバチョフの軌跡

NewsPicks編集部
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    国際政治・危機管理アナリスト/医師 国際政治・安全保障・危機管理・医療・公衆衛生

    ゴルバチョフは、理念の人でありました。その業績は、「外政」側面では冷戦終結を実現したという意味で成功し、「内政」側面ではソ連崩壊に至ったという意味で失敗という評価となるのではないでしょうか。ゴルバチョフは、内政上のソ連崩壊を防ぐ手段として武力鎮圧を採用しないなど、政治的解決手段としての武力を用いることはせず、権力行使に抑制的な人であったのではないかと思います。

    (おまけ)記事中にもあるチェルノブイリ原発事故。
    HBOの『チェルノブイリ』という5本立てのドラマ(2019年)は、最近のザポリージャ原発への攻撃によって放射性物質漏出が起こった場合にどうなるかに加え、当時のソ連の雰囲気に触れるのにおすすめです(ロシア語ではなく英語ですが)。チェルノブイリがどのようにグラスノスチに結びついていったのかについても体感することができます。


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    ITER Chief Strategist (首席戦略官)

    ゴルバチョフ氏を取り上げるのであれば、是非「核融合/ITER計画」の生みの親とも言える点についても触れたい

    地球上で最大の国際協力プロジェクトであり、人類初の実規模大核融合実験炉を建設運転するITER計画は、このゴルバチョフ氏とレーガン氏の間の米ソ首脳会談で誕生しました

    冷戦の集結へ向けて米ソが歩み寄る中、思想、体制を乗り越えて、“for all humankind “(全人類の為)に国際社会が協調して一つの「地上の太陽」を目指すというビジョンが示されたのが1985年11月のジュネーヴサミットでした

    世界は今でも混沌としていますが、ITER誕生の理念を改めて思い出し「for all humankind」の精神で核融合エネルギーの実現へ向けて建設を引き続き進めて行きたいと思います


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    楽天証券経済研究所 客員研究員

    世界史に名を刻んだゴルバチョフ氏の逝去と、習近平氏が「次」を見据えて臨む第20回党大会の日程(10月16日開幕)が発表されたのが同じ日(2022年8月30日)だった事実に、偶然とはいえ、歴史のダイナミクスというか、政治の運命性を見出しています。

    10年前に最高指導者に就任して以来、習氏が最も恐れていたことが、中国がソ連の「後を追う」事態であり、自らの命運がゴルバチョフ氏と重なることだったからです。

    以下、2019年に故エズラ・ヴォ―ゲルハーバード大学名誉教授と共著で上梓した『リバランス:米中衝突に日本はどう対するか』(ダイヤモンド社)第1章の一節「習近平が懸念する”ゴルバチョフ現象”」(52~53頁)から、ヴォ―ゲル教授の発言を抜粋します。

    「最も言いたいことは、環境全体、特に政治的環境を緩和させるべきだ、という点だ。私は、中国の指導者、特に習近平が”ゴルバチョフ現象”の発生を懸念していることに理解を示している。習近平は、ゴルバチョフのように急進的な自由化を推し進める過程で、政権の求心力が低下し、結果的に統治不能に陥ってしまうリスクをかなり意識し、警戒している。いったん、上から下へのコントロールを緩め、リラックスさせてしまえば、管理できなくなってしまう。極度に緩和しすぎると、国家としての統治が利かなくなり、取り返しのつかない失敗をしてしまう。習近平はゴルバチョフの経験を肝に銘じている、と私は信じている」

    共産党大会前後の「習近平政権」を占う上でも、示唆と教訓に富んだ遺言と改めて思いました。


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