[28日 ロイター] - サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF清水梨紗(26)が、WEリーグの日テレ東京Vからイングランド女子スーパーリーグのウェストハムに移籍した。両クラブが28日に発表した。2年契約となる。

清水はU─16など年代別代表から日の丸を背負い、2019年ワールドカップ、昨夏の東京五輪などメジャー大会にも出場。国内リーグでも優勝5回、リーグカップ優勝3回、皇后杯優勝5回など数々の実績を残した。

東京Vの公式ウェブサイトでは「サッカーを楽しみながら、サッカーに向き合い、日々練習をしていく中で、ベレーザで学んだことを表現できるか、自分よりも大きく、強く、速い選手がたくさんいる環境で挑戦してみたいという気持ちが強くなり、海外に行く決断をした」と心境を語った。

また、ウェストハムを介して「イングランドに行くのは初めて。英語はあまり得意ではないので、言葉を学ぶのはチャレンジになる。ピッチ上で能力を最大限発揮するのと同じように、取り組んでいく」と言語習得にも意欲を見せた。

ウェストハムでは旧知の長谷川唯とチームメートになり、「また唯と一緒にやれることを楽しみにしている。イングランドで一緒にプレーできるとは思っていなかったので、わくわくしている」と話した。