[スパフランコルシャン(ベルギー) 28日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第14戦、ベルギー・グランプリ(GP)は28日、ベルギーのフランコルシャンで決勝を行い、レッドブルで昨季王者のマックス・フェルスタッペン(オランダ)が優勝した。今季9勝、キャリア通算29勝目。

フェルスタッペンは予選で最速だったものの、エンジンとギアボックス関連のペナルティーで14番グリッドからスタート。しかし、2位でチームメートのセルヒオ・ペレス(メキシコ)に17.8秒の大差をつける1時間25分52秒894でフィニッシュと、見事な走りを見せた。

フランスGPから3連勝のフェルスタッペンは「マシンの調子がものすごく良かった。いったんトップに出たら、あとはどれだけ全てをコントロールできるかが重要。想像していなかったような週末になった」と話した。

ドライバーズランキングでは、フェルスタッペンが284ポイントで首位を維持。ペレスは2番手に順位を上げたものの、首位とは93ポイントの差が開いている。ペレスは、フェルスタッペンを「マックスは今日、別の惑星にいた。彼はとんでもなく速くて、誰も追いつけなかった」とたたえた。

アルファタウリの角田裕毅は13位。個人総合優勝7回のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、フェルナンド・アロンソ(スペイン、アルピーヌ)との接触でリタイアした。