2019年第4四半期の経済がやや下振れしているのはそうだろうが、その要因として消費税増税の反動減があり、第3四半期は駆込み需要で上振れしているはずで、そこを基準にすればコロナの回復が小さいように見えるだろう。駆け込み需要が目立たないのは、2017、18年と景気が良く、2019年は全体として後退気味に推移したからだろう。また日本は感染の拡がりが他国より遅いので回復サイクルが長引いても不思議はない。大本営発表などというのは全く大袈裟である。国民の暮らし向きを見るのにGDIを見るのは良いと思うが、コロナ感染との関連では国内の生産状況であるGDPで見るのがよい。
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