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トラス氏が首相になれば、ただでさえ深刻化しているEUとの対立を、さらに強めるだろう。イギリスは、(初めから分かりきったことだが)EU離脱と北アイルランド問題を両立できない。それで、ジョンソン政権は、EUとの協定を反故にするという無茶苦茶な政策を取っている。そして、トラス氏は、さらに強硬だと言われている。また、トラス氏は、いわゆる不法移民のルワンダ送りに極めて積極的で、それこそが「道徳にかなった政策」だと主張している。また、英国内でも、非常に日和見主義だという評判もある。要するに、出世欲と権力欲が強いという批判があるのだ。
ジョンソン政権の末期に、スナク氏は首相に反旗を翻し、トラス氏は閣僚の一員としてジョンソン首相に忠実であった。その時の対応の違いが、現在のジョンソン首相による支持に繋がっていると考えられるが、トラス氏がそこまで読んだ上での行動であれば、政治家としてかなり嗅覚が効くといえる。
決選投票に残ったトラス外相(47)もスナク前財務相(42)も共に40代。日本では、先般の内閣改造で「若手」として初入閣したのは小倉将信少子化対策相の41歳。この違いは、一体どこから来るのだろうか?
私はフィリピンもそうですが、イギリスも女性が首相に選ばれるほど男女平等が進んでいます。
イギリスの女性首相といえばサッシャ―元英首相の強い指導力を思い出します。
トランス外相が首相になるかまだ分かりませんが、選ばれたらどんな政策を実行するのでしょうね。