「理由を説明しろ」レギュラーになれず抗議電話も 「子どものため」保護者の要求が加速
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昔もこういうことはなかったわけではないでしょう。ただ、現在と圧倒的に違うのは、昔は教員に対する信用は聖職者のように強かったということではないかと。
先生への信用が高い状態だったので、あの先生に任せておけば大丈夫というのが常になっていた。それは地域であったり、学校との結びつきが強くて、地域行事や学校外のつながりで先生たちのことが見えやすかったというのがあるのではないでしょうか。
それで、こういったクレームが出やすい状況ではなかった。
ここからは余談ですが、
現在は自分の子供を見ていると、コロナ禍のためさらに学校が閉鎖的な感じはしますが、コロナ禍以前も、私が子供の頃よりも地域との密着、学校外との共同のイベントなど、そういったものが圧倒的に少なくなっている。
それが良いのか悪いのかは別にして、ただ、現状教員がさまざまな業務で忙殺されている中、学校外の活動を行うことはできないでしょう。また、地域側でもよっぽど熱心な方で余力のある人を集めないと実現は難しい。
この辺りは、学校への事件などもあり、防犯性を高めた結果、外部との接触のハードルが上がりが減ったのではないかと思う。大人の都合だけを考えて、子供の機会を損失しまっている一例なのではないだろうか。
そして、同世代や先生だけでない様々な人々とのコミュニケーションが減っていることで、大人になってから記事のようなエラーが増えていることもあるのかもしれない。
こういう類の問題を解決する時は、一時的な処方箋ではなく、子供の『教育』をどうしていくのか、どうすればより良くなるのかを学校、教育関係者だけでなく、地域、家庭、社会で本気で考えていかなければ、根本治療にならないのではないか思う。
注目のコメント
実際、モンスターペアレントというカテゴリーには収まらない方々に沢山お会いしました。
ご本人達の自覚はないと思いますが
恐らく発達的に問題があり
子供達の学校以外での関係においても
生きづら思いをされているようです。
このような方々を
専門外である学校の先生達が対応する
というのは大変難易度が高く、
またそれは本来の職務ではありません。
警察に届けてしまえばいいじゃん、
みたいなご意見はもちろんわかりますが
もっと長い時間軸で見たときに
根本解決にならない気がします。
ちょっと生きづらい思いをされている親御さんがいる
という前提で、対応できる専門家のいる体制を整える
べきかと思います。
また、教師側においても
それはちょっとどうなんですか?
という方々にも沢山お会いしました。
恐らく、勉強はできて優秀なのでしょうが
教師としての資質には疑問を感じました。
とてもお金がかかることであるとは思いますが
未来への投資として
学校の体制、教師の質の見直しが必要かと思います。元体育会系所属として一言。
「レギュラーになれない」と言う経験もまた、貴重な経験です。
「レギュラーになれない理由」も親が聞くのではなく、子供自身が自分が考えて、試行錯誤する。もちろんその中には、コーチや監督に相談するという方法もあるでしょう。
その過程をすっ飛ばして、親が意見するというのは、子供の為と言いながら、その実、親自身の見栄や他の親へのマウンティングに起因することが甚だ多く、ただのエゴです。本質的に子供が学ぶ機会を奪っているとしか思えません。
もし、それが嫌なら、やめて他の輝けることを探せば良い。子を持つ親として、親が変わらないといけないのかも知れません。
子はこれまで経験した事のない場面に遭遇する時、親なり、大人のやり方や作法を見て真似るんだなぁと改めて痛感したのは、身内に不幸があった時でした。お焼香を促された時、参列者に御礼をしたり、何回お焼香するのかとか、一連の動きを全て観ていました。
子がどう育って欲しいかという所動が親を持つとまず主観的に思う事かも知れません。でもあらゆる角度から子と触れ合ったり、話したり、共にいる時に個人的に思うのは、後になって悔いのない、その時にしか経験できない事を目一杯して欲しいと思います。
親が変わり、いろんな事を感じたり、考えたり、学んだりしたら、自ずから子も主観的、能動的に変わるのかと思います。(時間がかかり、辛抱も問われますけどね)