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【核心】日本企業が、アフリカで稼ぐために必要なこと

NewsPicks編集部
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    アフリカビジネスパートナーズ

    やはり、2012年のCFAOの買収がとても大きな転換点だったと思います。さらに、買収のあと協業がうまくいっているのは、車とカルチャーのおかげではないかと思います。両社とも車という需要が確実にあり簡単にやめられない商材を抱えており地理的にシナジーがあったこと、そして地道に現場でやっていくという文化が共通していることですね。豊田通商は2012年前から、単なる車の販売ではなく人づくりや現地化を進めており、すでに現地法人のトップやミドルクラスがアフリカの人たちでした。CFAOが売り出されたときは他の企業も候補だったと思いますが、両社はうまくマッチしたのだと思います。

    記事にもあるように豊田通商にとってアフリカ事業は、売上や利益においてすでに大きな柱ですし、アフリカ事業が株主からも高く評価されている。これからグリーンエネルギーやESGが株価的に重視されていくにあたっても、アフリカが梃子になるでしょう。採用面でもプラス。日本でもアフリカで働きたい人は実はたくさんいて、他の企業だとアフリカに関われるかどうか不確定ですから、新卒も中途も豊田通商を目指します。「新入社員の4分の1から3分の1はアフリカ希望」というのもよくわかりますね。

    私はアフリカにかかわる前は、ランクルは日本でヤンキーの方々が乗る車だと思っていましたが、アフリカの農村部を走ってみるとその信頼性は半端ない。どこの車より故障しないし止まらないしちゃんと走ってくれる。道がよくない場所を行くときは、必ずランクルにしてくれと指定します。ハイラックスも、人間も農作物も家畜も運べてこんな便利な車はない。アフリカの人に日本のイメージを聞くと、ほぼイコールでトヨタのイメージになるのですが、トヨタの存在感というのが、豊田通商の事業の大きな背景になっているとも思います。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    100年前は、トヨタも豊田紡織で、豊田通商の先祖の1つであるトーメンも東洋棉花でした。日本は、絹や木綿、その糸や織物を輸出の主力品にしている国でした。
     当時は、ウガンダは英国植民地で、綿花のプランテーション栽培をやっている国で、原材料を買付に行く国でした。

    今や、アフリカ諸国は、原材料の供給地だけではなくなってきています。生産拠点であり、市場であり、工場や販売店が進出する国も増えています。
     これはアフリカ56か国の間で相当な差があり、有力な生産拠点や市場になっていく国は、いくつかに限られていますが。
     とにかく、トヨタも工場を持つ南アフリカだけではなく、エチオピアやケニアのアパレル産業なども興隆してきています。エチオピアは、内戦がおさまらず、かなりリスクが大きいですが。

    日本がインフラ整備の国際協力を進める場合、その国に日本の製造業が進出することが主な動機になってきました。
     これから自動車の売り上げが伸びそうな国であれば、その国に高速道路をつくることも、ガソリンスタンドをつくることも、発電所をつくることも、明確な利益があり、売り上げを増幅する効果があります。
     この発展のサイクルを、東アジアで起きたのと同じように回せていけるかどうか、ですが、アフリカは東アジアとはまた事情が違います。インドやパキスタンでもまた違うのですが。
     日本政府は、安全保障など、このサイクルを回していくための関与の手立てを、アフリカでは持っていません。どうしても、不確実性が高くなります。


  • NewsPicks 編集部 記者・編集者

    アフリカ駐在では、域内の飛行機移動や食べ物など、通常よりも気を使うことが多いようで、貸谷社長もヒヤリとする経験があったそうです。そんな経験も含めて、とにかく楽しそうにアフリカを語る姿が印象でした。

    それにしても、豊田通商が買収したフランス企業、CFAOの事業は消費財やヘルスケア、ショッピングモールまでかなり手広いのですが、事業範囲の広さはリスクヘッジのためでもあるのは意外でした。


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