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モデルナ、ファイザーとビオンテックを提訴-新型コロナワクチン巡り

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  • IT,AI,IoT屋 なし

    独ビオンテックの女性研究者カリコの発見もとにmRNAの研究が本格化して基本特許はビオンテックが保持してるはずだけど。おそらくノーベル賞確実。モデルナはABUSからもmRNAの特許侵害で訴えられて特許庁から反論も却下されてるけどいっこう和解しない。少しでも自社の特許の価値高めて交渉を有利にしたくてビオンテックにいちゃもんつけたのかな


注目のコメント

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    専修大学 商学部教授

    医薬品は知財そのものに価値があるわけですから、その侵害を放置すれば企業のインセンティブはなくなります。よって知財が侵害されているなら提訴は当然ですが、批判を避けるために訴訟を練っています。

    (1) 「2022年3月8日から始まる期間の損害賠償」

    2021年5月5~6日に米国とEUがmRNA特許の効力の停止に合意しています。特許停止は、ワクチン不足を背景に100を超える国から特許放棄を求める声が高まっていたことを受け、世界貿易機関(WTO)で提案されたものです。モデルナ社もこれに同意していましたが、当時はモデルナ社が製造量を増やすことができず、他社に自由にさせないと人道上問題が発生すると考えてのことでした。今回のモデルナ社の提訴は特許放棄期間を意識しています。

    詳細については、以下でコメントしています。
    「ワクチン特許放棄、EUも検討の用意 モデルナ『供給増えず』」(Reuters 2021年5月7日)
    https://newspicks.com/news/5825110?ref=user_1310166

    (2) 「92の低中所得国へのファイザーの販売については賠償を求めない」

    仮にモデルナ有利の判決がでると、ファイザー社は低価格で供給しているワクチンの発展途上国への供給を止めるかもしれません。その場合の責任の矛先がモデルナ社に向かうことを避けるため、特許対価の対象を「発展途上国を除く」としています。医薬品はいったん成功すると、一般に製造原価が低いのですが、安く販売してしまうと次の研究費が稼げません。そこで、先進国でその医薬品を欲しい財力がある人向けには原価に対して高額で販売します(日本は政府の公定価格なのでそれができません)。一方、発展途上国に対しては「社会貢献」枠として、先進国価格と比べて大幅な安値で販売することがあります。

    (3) 「ファイザー社の新型コロナウイルスワクチンを市場から撤去することや、将来の販売を阻止することを求めているわけではない」

    ワクチンで販売の差し止めを求めた場合、人道上の問題が発生し、批判の矛先がモデルナ社に向かう可能性があることから、医薬品メーカーとして避けたいという思惑が働いています。そのために「不当に」利益を上げているファイザー社への「対価支払い」の求めであることを強調しています。


  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    モデルナ、リリース↓にも書いている通りある時点までは権利行使しないことで話がついていたはずですが、AMC92カ国以外には供給に問題がなくなったと見て方針変更したということですかね。
    ファイザー品の差し止め請求はせず、さらにAMC92カ国分は損害賠償請求もしないとも表明していることから、公益性を損なわない程度まで配慮していることは読めますが。

    ※ プレスリリースより
    "Consistent with its commitment to equitable global access, in October 2020, Moderna pledged not to enforce its COVID-19 related patents while the pandemic continued.
    In March 2022, when the collective fight against COVID-19 entered a new phase and vaccine supply was no longer a barrier to access in many parts of the world, Moderna updated its pledge... "

    ファイザーが素直にライセンス料支払いに応じるか謎ですが、このワクチン技術はmRNAの安定化・輸送のための脂質ナノ粒子・製造技術など複数の要素特許群で成立しています。モデルナは、リリースを読む限り主にmRNAの修飾技術に関する部分でファイザーが模倣したと主張しているようですが、弱い部分があれば反訴される気がしないでもない。

    いずれにせよ世界的なワクチン供給や今後の技術応用が滞るようなことが無いような落とし所を見つけて欲しいと思います。
    全容を掴むのが大変ですが、やはり詳しい事情は知りたいですね。知財に詳しいお医者様はいらっしゃいませんか...


  • Strategia Holdings and SOLA Biosciences Founder/CEO, Scientist - New Therapy R&D & Fine Artist

    世の中には迷惑がかからないように行うようですので、Patent infringement(特許侵害)訴訟を見守りたいと思います。Modernaは二つの特許侵害を申し立てているようですが、その一つ、”its rivals copied its knowledge in encoding a full-length spike protein in a lipid nanoparticle formulation for a coronavirus. “(を当然Pfizer側は否定しているのですが)の判断は、興味あるところです。恐らく、数%のロイヤリティ(と言っても莫大な金額ですが)支払いで落ち着くと思います。その資金は、いずれの会社にあっても、人類のための次の研究投資に向けられると信じます。


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