住友生命の医療保険、ソニー生命が販売
日本経済新聞
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ソニー生命は、自らは外貨建て保険に注力し、競争が激しい医療保険については住友生命子会社の保険を販売するとのこと。金融の世界では、系列重視や自前主義の傾向が強い中、自前主義へのこだわりを捨てて強みを持つ分野に特化するというのは、経営判断としては結構勇気がいることかもしれません。
保険以外に目を向けると、例えば、投資信託の世界でも、ある商品がヒットすると他社もこぞって似たような商品を売り出すことが良くありますが、必ずしも先行運用会社と同様の成果を上げることができるとは限りません。この点については、金融庁のプログレスレポートでも、ファンド数が少ない運用会社では、旗艦ファンドに注力しリソースを集中させることで良好なパフォーマンスを実現している傾向が見られる一方、100本以上のファンドを運用する社では良好なパフォーマンスを実現しているファンドもあるが、シャープレシオがマイナスとなっているファンドも多くみられ、顧客利益を最優先したプロダクトガバナンスの徹底が期待されるとの指摘がなされています。