【稲川琢磨】パリで爆売れ。今、日本酒といえばWAKAZE
今回登場するのは、「日本酒を世界酒に」という目標を掲げ、フランスで酒造りに励むWAKAZEの稲川琢磨さん。新卒でコンサル企業に入社した稲川さんがなぜ酒造の世界に飛び込んだのか。そして、日本ではなく、フランスを舞台に選んだのはなぜか。
さあ、聞いてみよう。あなたは何をしている人ですか。
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おしゃれなホームパーティに行ったときに出てきたのがWAKAZEで、「海外にはこんなおしゃれなラベルの日本酒があるのか!」と驚きました。
……調べてみたら、逆輸入というかなんというか、日本の酒会社がフランスで造っている!
大急ぎで取材依頼をかけて、普段はパリにいる稲川さんが日本に戻ってきたタイミングでお話を聞かせてもらいました。
今は、半分以上フランスにいらっしゃるそうです。
大笑いしたのが、和食ブームにわくフランスで「白酒=日本酒」のイメージができちゃってる(のに迷惑している)、という話。
日本でもネパールの方がインド料理店を経営していて、私なんかは全然違和感なく受け入れちゃってますけど、インドの方からすると「何事じゃ!」って感じだったりするんですかね笑
日本にいると、まだWAKAZEを知らない方も多いと思います。
この機に、パリで話題の日本酒、ぜひ覚えてください。
WAKAZEの熱意溢れる社員のひとりがNewsPicksアカデミアで私が担当していたゼミに参加してくださっていたことがWAKAZEとの出会いでした。
三軒茶屋でこじんまりとした醸造所兼レストランから始まったWAKAZEの稲川さんが満を持してパリ郊外に蔵をつくって日本酒製造を始めたのが2019年の暮れ。
2020年の年明けにパリで醸造した日本酒ならぬ世界酒の初出荷がさあ始まろうかという多忙なタイミングで蔵へお邪魔させていただいたのが懐かしいです。Covid-19パンデミックの直前だったんですよね。
あれから僅か2年半でパリでは日本酒といえばWAKAZEと認められるくらいの地位を築いたとは素晴らしいの一言に尽きます。
食いしん坊天国のパリでさえ日本酒は晴れの日の酒でしたが、WAKAZEが普段飲みのお酒に昇華?してくれています。
私もたまにフランス産のWAKAZEをいただきますが、良い意味で従来の日本酒のイメージを壊してくれますよ。まだ飲んでないという方は是非お試しを♪
フランスで毎年教えて(ここ2年を除き)8年になりますが、やはり食べ物、飲み物に対するこだわりはすごいと思います。そして例えば(パリから約2時間の)AIX-Provanceでもランチは普通に20ユーロ。その意味でも「こだわり」のあるWAKAZEは受けたのかなと思います。
ただ、おそらくまんべんなくではなく「ある層」に受けたと思うので、どんな層にどんなマーケティングをしたのかも知りたいと思いました。
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