2022/8/27

【直言】間違いだらけの1on1を見直そう

NewsPicks編集部
まるで預言者のように、新しい時代のムーブメントをいち早く紹介する連載「The Prophet」。今回登場するのは、著書『こうして社員は、やる気を失っていく』(日本実業出版)が大きな反響を呼んでいる、経営コンサルタントの松岡保昌氏だ。
同書では、疲弊していく組織や離職率の高い会社に共通して見られる「あるある」を、反面教師として紹介。社員が自ら動き出す「強い会社」をつくるために真っ先にやるべきは「モチベーションを下げている要因」を取り除くことだと提言する。
そのカギになるのが、メンバーとの「信頼関係の構築」だ。そのためには、丁寧な「対話」が欠かせない。昨今、1on1やブレインストーミングなど、メンバー同士のコミュニケーションの機会を積極的に設けている組織は多いだろう。
しかし、それは本当に「対話の場」になっているか?というのが、松岡氏の問題提起だ。
この後編では、メンバーのやる気を奪わないための具体論をひもときながら、「対話」の本質にせまる
INDEX
  • 会話と対話の違いを知る
  • メンバーは「道具」ではない
  • 上司こそ、想いを熱く語ろう
  • 「ツッコミ」は要らない