ウェルビーイングがビジネスの世界でも一般化してきていると実感します。恩師の前野先生をメディアで見かけるのも当たり前になってきてしまい、時代の変化を感じます。
「ウェルビーイング」というバズワードで終わらせるのではなく、ウェルビーイングの定義を腹落ちさせ、計測し、それを高めていくことや維持することを日々の生活の中で実践できるかが問われていきます。

以前はワークライフバランスと言われ、ワークとライフをバランス良くという形でこういったテーマで話されていましたが、バランスを取るわけではなく、（なんとなく、バランスですと、シーソーのようにどちらかを下げてどちらかを上げるバランスをとる形になってしまうこともあり）どのように最適に生き方や生活を幸せに過ごせるかに重きがおかれているように思います。
変化が激しい世の中で、まさにVUCAの時代、ウェルビーイングを追求し、一人一人が尊敬され尊重される、そんな世界であると、どんな変化球にも、応えられるレジリエンスが高い組織になれる。そして学ぶことも、キャリアを構築することも全てが一過性のものではなく、持続的なものであるわけですから、今後長く活躍いただくためには、一人一人がウェルビーイングをしっかり実現できた上で、組織が作られる必要がありますね。経営の観点でも、ウェルビーイングを追求することを本気のアクションとして取り続ける必要がありますね。

当たり前にならなければならないと思う一方で、
コンフォートゾーンに人を滞留させるだけになってしまっては、内部から組織は腐っていくとも思う。