後払いサービス拡大=「BNPL」若者に人気―カード大手も参入、消費者保護に課題
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利用者にとっては、手数料(金利)がかからず分割払いができる。加盟店にとっては、クレジットカードを持てない人にも販売ができるようになる、という点がメリットでしょうか。ただ分割払いでの購入が増えると、毎月の返済に困る人も一定数出てくると思うので、その点の啓発は必要ですね。
BNPLにもいろいろな種類があります。世界で一番使われているのが、Pay in 4と呼ばれる6週間4回払い。利用者に手数料がかからず、気軽に使えることから利用が急拡大しました。
手数料がかからず、個人信用情報センターへ照会しないので、信用力の低い人がいろんな商品をBNPLで購入した結果、返済ができないというケースが増えています。英国では約半数が期日通りに返済できなかったことがあるとのこと。利用者保護の観点から、規制当局が乗り出しています。
BNPLで利用者から手数料を取るものもあります。この場合は個人信用情報センターへ照会し、与信します。健全なBNPLを普及してほしいですね。BNPLが話題になってからだいぶ経つので、いま記事になっていることはちょっと意外でした。
インドではブームその先で突然中央銀行が規制強化の発表をして、界隈のスタートアップでは事業戦略を見なす決断をしたところもありますので、パイプサイクルで言えば、もう加工曲線の最終段階くらいにあって、この後は緩やかに最終的な社会完全実装のフェーズに向かっているように思います。
突き詰めればクレジットカードのシンプル版ですから、結局は事業者側がどこまでクレジットリスクを取れるようになるのか、ということに全て依拠しますよね。
そのクレジットリスクをテクノロジーで最小化することが今スタートアップ各社が取り組んでいると言うことなんでしょうね。