「日本のモノがアフリカで売れない」33歳VCトップがTICAD8で訴えたいこと
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「今、直接モノが売れないのであれば、まずはサービスやプラットフォーマーなどに投資して市場形成をサポートし、現地の情報源を確保したうえで、自社製品の開発やマーケティングに反映し、長期的に一緒に成長するという変化球も時には必要です」
斎藤さんが引用されている文の所ですが、これは自動車業界向けのベンダーでは当たり前に持っておくべき心構えです
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「今、直接モノが売れないのであれば、まずはサービスやプラットフォーマーなどに投資して市場形成をサポートし、現地の情報源を確保したうえで、自社製品の開発やマーケティングに反映し、長期的に一緒に成長するという変化球も時には必要です」
アフリカ諸国では新車はもちろん特に中古車でトヨタが圧倒的シェアを持っているというニュースを目にした人は多いと思うけれど、なぜトヨタの中古車シェアがそんなに高くなったかというと、冒頭の引用のようなアプローチをトヨタが40~50年前に取っていたからです。
中古車市場にとってのプラットフォームは何かというと、アフターサービスと修理用部品。アフリカ(のみならず世界中の発展途上国)のどこへ行っても、トヨタの修理用部品は手に入る。そして誰に訊いてもトヨタ車は他メーカーより修理し易いと言います。トヨタは40~50年前から、部品や修理マニュアルの流通を徹底的に整備してきたのです。その結果、今や、中国製や台湾製の非純正部品の流通までもが、トヨタ用が圧倒的に多くなっています。
これこそが、自動車が普及するためのプラットフォームなのです。
若いベンチャー起業家がプラットフォームと言うと、直ぐにDXのことを思い浮かべてしまうかもしれませんが、自らのビジネスにとってのプラットフォームという言葉をどうとらえるか、というところから柔軟な思考が求められるように思います。23~25年で日本は50億ドルをアフリカに投資する方針ですが、武藤さんはもっと市場形成をサポートするような投資をすべきだと考えられているそう。数年前にルワンダに行きましたが、日本の漫画が好きという人がかなりいたので、そのあたりもチャンスがありそうです。アフリカは国民の平均年齢が20代の国が多いですが、エンタメがないので。
アフリカ開発に50億ドル拠出へ 2023~25年、政府方針
https://newspicks.com/news/7472300アフリカは貧富の差があるから
「どの層を狙って」投資するかが問題
倫理的には底辺層でしょうけど、例えば蚊取り線香とか売っても地味であまりカネにならない
富裕層に出資するとカネになるかもしれませんが
貧富の差を大きくすることに荷担しますし
元々民主主義じゃない国が多いから中国と相性がいいらしいですね